荒川区ティーボール教室開催

 4月23日、あらかわ遊園運動場で荒川キッズスポーツクラブ主催の「ティーボール体験会」が開催され、ジャイアンツアカデミーコーチ4名が指導しました。荒川区、および近隣の区の年中から小学校3年生まで計46名が参加、ジャイアンツアカデミーで行っている「打つ、投げる、捕る」の各練習を行った後に簡単な試合を行いました。  打つ練習では、バットを横に振る「ぶんぶん体操」、ボールとバットを合わせて、耳までバットを引いて、腰をくるっと回す「ぶんくる体操」の後、ティーバッティングを行いました。はじめはなかなかボールが飛びませんでしたが、回数を重ねるごとにフェンスまで届くほど力強く打てるようになりました。  親子キャッチボールでは、まずゴロを転がし合い、足を横に開いて膝とお尻が同じ高さになるように構え、縦に開いた手でパクっと捕るよう指導しました。投げるときにはボールを持った手の甲を二回頭に「とんとん」とあてた後、腰を「くるっ」と回して投げる「くるっとスロー」を行いました。手を頭のところまで持っていくと、ちょうど肘が肩の高さに上がることがわかってもらえたと思います。近い距離から強く投げてしまい、ボールが後ろにそれてしまうことが多かったのですが、相手が捕れたら距離を伸ばすといった目標を示すと、思いやりをもって優しく投げられるようになりました。  試合は、年中から1年生が、ボールを捕った守備の選手が全員集まって「アウト」とコールするまで走る「キャッチ&ラン」、2、3年生は守備側がホームに投げ返すまで走る「バックホームゲーム」を行いました。どちらも進んだ塁の数だけ得点が入るので、たくさん点を取ることができ、全員がルールを守って楽しく行うことができました。  終了後に「もう1回打ちたい!」「もっと試合をしたい!」「野球楽しかった!」などたくさんの声を聞くことができました。今回のイベントをきっかけにすこしでも野球に興味を持って続けていただけたら幸いです。 (中里優希コーチ)