大田区親子野球教室開催

 5月13日大田スタジアムで、株式会社オーエンス主催の「大田区親子野球教室」が開催され、ジャイアンツアカデミーコーチ6名が指導しました。   第1部では未就学児(年中・年長)、第2部では小学校1・2年生、計28組の親子が参加し、ジャイアンツアカデミーで行っている「打つ」、「投げる」、「捕る」の各練習と簡単な試合を行いました。    打つ練習ではバットの正しい持ち方から始め、バットを横に振る「ぶんぶん体操」、腰を回して打つ「くるっと体操」を行った後に、保護者が投げたボールを実際に打ってもらいました。はじめは当たりやすいようにラケットを使い、慣れたらバットに挑戦してもらいましたが、ホームラン性の打球も多く飛ぶようになり、短時間でも上達が感じられました。    親子キャッチボールでは、「足はパー(に開く)、お尻半分(まで下げる)」とゴロの捕り方を指導。20秒で10回転がし合うという課題も全員がクリアできました。投げる練習では、両手を広げてボールを頭付近に上げてから投げる「くるっとスロー」を実施。ボールを持った手を頭に当て、「とんとんくるっ」のかけ声でやさしく上手に投げられるようになりました。    試合では打った後、守備チームが「アウト!」と言うまでに進んだベースの数で得点を競う「キャッチ&ラン」を行いました。練習の成果を発揮し、遠くまで打ったり、上手にゴロを捕ったり、ナイスプレーの連続で、応援の保護者からも歓声が沸きました。    ボールを上手に扱うことを目的に行う「セルフキャッチ」も紹介しました。ボールを顔の前で素早く右手から左手へ(反対も)と受け渡したり、頭の上にボールを投げて自分で捕ったり、成功できたときの喜ぶ姿が印象的でした。  第1部の最後から第2部は雨のためにブルペンで行いましたが、最後の閉会式で「楽しかったですか」とコーチが聞くと、全員が元気に手を挙げて「はい!」と答えてくれました。そして、「もう1回打ちたい!」「もっと試合をしたい!」「もっとやりたいからおうちの人とキャッチボールしてくるね!」など、たくさんの声が聞かれました。  セルフキャッチなど、どこでもできるメニューも紹介しましたので、これをきっかけに家庭でボール遊びに親しんでいただければ幸いです。 (黒田響生コーチ)