中野ベースボールアカデミー運営規則

主催 日本体育施設グループ 共催  一般財団法人シミズオクト    ベースボールアカデミー 協力 読売巨人軍

一 目的と組織

1[目 的]中野ベースボールアカデミー(以下「アカデミー」という)は、野球の普及と振興を図り、野球の楽しさと基本的な技術を就学前児童と小学生に教えることを目的とする。 2[事務局]哲学堂公園(東京都中野区松が丘1-34-28)内の日本体育施設グループに本部を設け、一般財団法人シミズオクトベースボールアカデミー(東京都新宿区高田馬場4丁目39番1号)内にアカデミー事務局を設ける。 3[組 織]事務局はアカデミーのスクール運営、会員管理及び指導を担当する。

二 会員(受講生)

4[資 格]受講を希望する者は、読売巨人軍の会員管理システムから登録し、申し込む。就学前児童と小学生で、保護者と本人が本アカデミーの趣旨に賛同し、アカデミーのルールとチームワークを守る受講生(以下「会員」という)を会員とする。 5[募 集]事務局は会員を年度ごとに開講地(スクール)別に募集し、応募者多数の際は抽選で決定する。開催期間の途中に欠員が生じた場合、希望者に年度途中の入会を認めることがある。 6[コース]会員は幼児(5歳と6歳)、小学1~2年生(7歳と8歳)、小学3~4年生(9歳と10歳)、小学5~6年生(11歳と12歳)の4つのコースに分かれて受講する。 7[休 会]一定期間、アカデミーを受講出来ない場合は月単位で休会扱いとし、受講料を半額とする。また、休会を希望する者は、休会する前月の10日までに、会員管理システムのマイページ(以下「マイページ」という)上で申請する。 8[退 会]会員が自ら退会を希望する場合、退会する月の10日までにマイページ上で申請をする。退会する月の11日以降に申請された場合、退会は翌月として翌月分までの月会費を支払うものとする。なお、会員が諸ルールや指導者の指示に従わないなど受講態度に問題がある場合、あるいは月会費が2ケ月間納入されない場合、また第24条禁止行為を行った場合は会員資格を失い、退会処分とすることがある。その場合、事務局は誠意をもって保護者と協議、解決に努力するが、保護者は事務局の最終的な判断に従わなければならない。月の途中で退会した会員、また退会処分を受けた会員は、当該月までの月会費全額を納入しなければならない。

三 中野ベースボールアカデミー開催概要

9[期 間]毎年のアカデミーは4月に開講、翌年3月末に閉講される。その期間中の祝日とゴールデンウィーク、8月のお盆休み期間中、年末年始、3月下旬は休講とする。 10[教 程]アカデミーは週1回開講を予定し、事務局から発表されたスケジュールにより年間通じて受講する。各スクールとも原則として幼児と小学1~2年生は1時間、小学3~4年生と5~6年生は原則として1時間20分間(以下これらコースをまとめて「講座」という)とする。ただし、施設利用時間の制約により変更することがある。 11[開講地]哲学堂公園野球場(東京都中野区松が丘1-34-28)の施設他で開講し、開催時間などは事務局で決定し、マイページに掲載する。 12[変 更]悪天候や災害、事件、交通機関の乱れ、施設利用の制限等(以下「悪天候等」という)を理由に、事務局は講座を中止、あるいは開催日時を変更したり別施設を利用したりするなどして講座を行うことがある。講座の中止、変更の連絡は事務局がマイページに掲載された段階で、会員ならびに保護者に伝達されたものとする。なお、突発的な異変でやむを得ず臨時に講座を中止、あるいは変更する場合は、マイページに掲載するほか、また口頭やメール等の手段で保護者もしくは会員に伝達する場合がある。 13[中断、打ち切り]大規模災害、疫病の流行、治安の乱れ等の理由で、長期間にわたって講座を継続することが困難と判断された場合、事務局は講座を一定期間中断、または打ち切ることがある。また、止むを得ない事情などにより当該施設の使用が出来なくなった場合は、講座を一定期間中断、または打ち切ることがある。 14[受講当日の悪天候等の打ち切り]当日の講座開始後、10条で示す各コースの指導時間の半分が経過した時点でその講座は成立したとみなす。 15[補 講]開講期間中、悪天候などにより講座の中止が続くなどして進捗状況が遅れているコースは、本来は開催されない曜日、もしくは休講期間中に補講を行うことがある。また、屋内(室内)等の確保ができた際は座学を行うことがある。補講の日程と内容については事務局が決定し、マイページに掲載する。 16[指導員]事務局は読売巨人軍の選手OB(コーチOB含む)とアマチュア出身者の中からアカデミーで指導に当たるにふさわしいコーチを選定し、会員の指導に当たらせる。また、指導者養成のために研修生に指導補助をさせることがある。指導スタッフはアカデミーの趣旨に則り、会員たちを誠実に指導する。 17[登録費]事務局は入会時に3,300円(消費税込)を登録費として微収する。また指導内容をコース別にまとめた「テキスト」を配布する。 18[用 具]事務局はアカデミーを開催するのに必要な用具、器具類を用意する。但しグラブ、バット(3年生以上)については原則として会員が用意する。

四 月会費

19[月会費]会員は月会費を納入する。月会費には、指導料や用具費などのアカデミー運営費が含まれる。月会費は幼児と1~2年生が6,600円(消費税込)、小学3年生以上が8,800円(同)とする。年度途中に入会する会員は受講を開始した月から月会費を納入する。なお、月会費は悪天候等の理由で講座が中止となっても返金されないものとする。但し、第13条の事由で講座が中断、あるいは打ち切られた場合、開催されなかった月の月会費は返金される。また、月途中で中断、あるいは打ち切られた場合の当該月の月会費については、状況により事務局で決定してマイページに掲載するものとする。 20[納 入]金融機関口座から月会費の引き落としを希望する会員(保護者)は指定する金融機関口座を事務局に届け出る。事務局は届け出のあった口座から、指定集金業務代行業者(SMBCファイナンスサービス)を介して、月会費を毎月末(原則として27日)に翌月分を引き落とす。なお、月会費の一括払いをする会員はシミズオクトベースボール事務局の指定口座へ振り込むものとする。(その後徴収した月会費は、日本体育施設グループへ振り込まれる。) 21[回 数] アカデミーが予定する年度最低実施回数は月あたり3回とする。 悪天候等で講座が中止となり、年度末までに予定していた最低実施回数に満たない場合は、事務局は会員に以下に定める1回あたりの受講料を返金する。1回あたりの返金額は幼児・小学1・2年生コースは2,200円(消費税込)、小学3・4年生・5・6年生は2.940円(同)とする。ただし、小学3年生以上のコースは3回ごとに8,800円(同)とする。なお、会費納入が不要な月に実施した場合は年度の実施回数に含まれるものとする。年度内の実施回数が最低実施回数を超えた後もアカデミーが開催される。また、年度途中で退会した会員は、所属コースの実施回数が会費を満額納入した月あたり3回未満の場合、年度内に不足回数分を受講することができる。

五 安全確保

22[保 険]アカデミーは開講中の各スクールなど関連施設での会員の安全の確保に最大限の注意を払うが、万一に備えて会員を「スポーツ安全保険」(A1区分)に加入させる。

23[責 任]会員の自宅と各スクールへの往復間の安全確保には会員の保護者が全責任を持つ。また、講座中の事故は全て「スポーツ安全保険」の範囲内での補償とする。盗難、傷害その他事故について、スタッフ及び事務局の責に帰すべき理由による場合を除き、アカデミーは一切の責任を負わない。また、会員は自己の責に帰すべき原因により、各スクール関連施設、または第三者に損害を与えた場合は、速やかにその賠償責任を負担しなければならない。 24[禁止行為]会員及びその保護者は以下の行為を行ってはならない。 (1) 会員としての地位を譲渡、使用許諾、または担保に供する等の行為 (2) 会員としての地位、名称、当アカデミーより提供を受ける特典等を利用して、営利を目的とした行為及びその準備を目的とした行為 (3) 読売巨人軍または第三者の著作権、商標権等の知的所有権を侵害する行為、またはその恐れがある行為 (4) 第三者の財産、プライバシーもしくは肖像権を侵害する行為またはその恐れがある行為 (5) 第三者になりすましてアカデミーに入会する、または虚偽の申告をして入会する行為、他の会員になりすましてサービスを利用する行為 (6) 事務局または第三者の信用を毀損または誹謗中傷する行為、事務局または第三者に不利益を与える行為またはその恐れがある行為 (7) アカデミーの運営を妨げるような行為、アカデミーのイメージを低下させるような行為 (8) 他の会員、会員の保護者、スタッフ、事務局員等に対する暴力行為、暴言を吐く行為、威嚇行為、ストーカー行為、セクシャルハラスメントおよび宗教活動、営業行為など目的に反する行為、または名誉・品位を著しく傷つける行為 (9) ビラなどの配布、張り紙などの掲示、署名活動などの行為(インターネットなどの手段を用いて行うものを含む) (10) 他の会員、会員の保護者、スタッフ、事務局員、その他第三者とのトラブルにより、他の会員等の施設利用または円滑な運営を妨げる行為、または苦情や要求などを繰り返し会員としてふさわしくない行為 (11) 伝染病又はそれに類する病に罹った状態で受講する行為 (12) 前各号の他、本規則、法令または公序良俗に違反する行為、もしくはそれらの恐れがある行為 25[反社会的勢力の排除]会員及び保護者は、自らが反社会的勢力に該当しないこと及び反社会的勢力と一切の関係を持たないことを確約する。会員及び保護者が次の事項のいずれかに該当するときは、事務局は何等の催告を要せずその会員を退会させることができるものとする。 (1) 会員及び保護者が、暴力団員、暴力団関係者その他の反社会的勢力であることが判明したとき。 (2) 会員及び保護者が自らまたは第三者を利用して、詐術、暴力的行為、脅迫的言辞または業務妨害行為などの行為をしたとき。

六 その他

26[写真掲載]講座中の会員の写真・映像がアカデミーのホームページやマスメディア(TV・新聞など)掲載される可能性があることを、保護者はあらかじめ承諾する。承諾しない場合は、事務局に申し出る。 27[個人情報]アカデミーの会員個人情報はスクール運営、及び読売巨人軍の提供するサービス全般、主催者との共同事業に使用する。

以  上

付則

(1)この規則は2022年4月1日から実施する。