鍵谷投手と木佐貫コーチが復興支援で北海道の被災地訪問

2019.12.03

 鍵谷陽平投手と木佐貫洋コーチが3日、2018年の北海道胆振東部地震で大きな被害を受けた安平町や厚真町などの被災地を訪問し、小学生たちと交流しました。

 読売巨人軍選手会と読売巨人軍の社会貢献活動「G hands」の一環で、2人が以前、日本ハムに在籍していたことから、被災地訪問を強く希望。日本ハムと中日の計4選手とともに今回の訪問が実現しました。鍵谷投手は昨年に続き2回目の同地への訪問となりました。

 最初に訪れた安平町立追分小学校では、体育館で全校生徒との交流会が実施されました。質問コーナーで子どものころの夢を聞かれた鍵谷投手は「公務員になりたかった」と答え、木佐貫コーチも「消防士に憧れていた」と話すと「プロ野球選手」ではなかったことに子どもたちから驚きの声がもれていました。また「道具へのこだわり」を問う質問では、各選手がグローブなどの話をするなか、木佐貫コーチは「今はメモを取ることが多いのでボールペン。文房具が好きです」と一味違った道具へのこだわりを披露していました。
 
 次に訪れた厚真町立厚真中央小学校では、給食と交流会が行われました。鍵谷投手と一緒に給食を食べた4年生の教室では、同投手に会えた感動のあまり泣き出す女子児童が出るなど熱烈な歓迎を受けました。給食中には「今までの一番の珍プレーは?」との質問に、「リップクリームをポケットに入れてマウンドに上がってしまって、審判に怒られました」などの裏話で盛り上がっていました。その後、体育館でキャッチボールなどの交流会が行われ、プロ野球選手たちが投げる速いボールに驚きの声が上がっていました。参加した田居優菜さん(6年生)は「将来漫画家になりたいので、なれたら今日のことをマンガで描きたいです」と笑顔で話していました。

 復興イベントの最後は、「あつまスタードーム」で野球教室が行われ、5チーム約90人の子どもたちが参加しました。鍵谷投手、木佐貫コーチは子どもたちにボールの握り方などをていねいに教えていました。質問タイムで「アウトコース低めに投げるには、どうしたら良いか」を聞かれた鍵谷投手は「僕も自信がないので!」と木佐貫コーチにバトンを渡し、木佐貫コーチは「いつもよりボールを長く持つ。そのために下半身をしっかりと使う」と的確にアドバイスしていました。

 バス移動の際に、土砂崩れの被害が大きかった場所を回り、町役場の方から説明を受けました。深く残る震災の爪あとを目の当たりにして、選手たちも神妙な表情を浮かべながら話に聞き入っていました。鍵谷投手は「子どもたちから歌のプレゼントをもらったり、元気をいっぱいもらった。自分に出来ることを続けていきたい」と話していました。