タイブレークを制し準決勝進出~全日本女子硬式クラブ野球選手権

2023.8.15

女子野球

 第18回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会準々決勝が13日に行われ、長嶋茂雄記念岩名球場(千葉県佐倉市)では読売ジャイアンツ女子チームがZENKO BEAMS(埼玉県)に八回タイブレークの末、競り勝ち準決勝進出を決めました。  ZENKOの監督は侍ジャパン女子代表の監督を務める中島梨沙氏。鍛え上げられたチームのZENKOは初戦、二戦目をともに3対0と堅守で勝ち上がってきました。一方の巨人は二戦ともに8対0で投打がかみ合った試合運びをしてきました。バッテリーを中心とした守備力のZENKOと、自慢の機動力を生かした攻撃をする巨人の試合に注目が集まりました。  先にチャンスを作ったのは巨人。二回に中村柚葉選手の三塁打、三回に相見菜月選手の安打と盗塁で一死三塁の先制機を迎えましたが、あと一本が出ずに無得点でした。流れがZENKOに行きかけた中、マウンドの小野寺佳奈投手は走者を出しながらも落ち着いた投球で四回まで4安打無失点の粘投。

三塁打でチャンスを作る中村選手
相手の隙を突く走塁の相見選手
堂々としたマウンドさばきの小野寺投手

 巨人は五回に3つの四死球でチャンスを作るも併殺打と盗塁死で先制機を逃しました。六回には真砂寧々選手の安打から一死二・三塁を作るも金満梨々那選手のスクイズが捕邪飛となり先制点を奪えませんでした。一方の小野寺投手は、六回、七回に先頭打者に安打を許すも最後まで本塁を踏ませずに延長戦へ突入しました。

チーム唯一のマルチ安打の真砂選手
ウエストボールへ必死に飛びつく金満選手
味方の援護を待つ小野寺投手

 延長戦は大会規則のタイブレークにより無死一・二塁から始まりました。ここまでノーエラーだったZENKOに守備のミスが重なり2点を奪うと、さらに長田朱也香選手の犠飛でこの回一挙3点を取りました。

先制点に喜ぶ田中美羽選手
貴重な犠飛の長田選手
先制にベンチも湧きました

 最終回のマウンドは変わらず小野寺投手。無死一・二塁の場面でも動じることがなく2つの三振を奪うなど完封でチームを勝利に導きました。小野寺投手の熱投によりベスト4進出を決めた巨人。明後日15日午前9時から大津谷球場(千葉県成田市)で阪神タイガースWomen(兵庫)と戦います。また、勝利した場合は、同日同球場で決勝戦を行う予定です。ご声援のほどよろしくお願いいたします。

最後まで球威が衰えず完封
全員で掴み取った勝利
優勝目指して頑張ります!