都内にホームタウンを置く14のスポーツチーム・団体でつくる「TOKYO UNITE」は18日、東京都との共催で、「TOKYO防災×スポーツチャレンジ」と題したイベントを東京ドームで開きました。この日の巨人対ヤクルト戦を観戦した都内在住・在学の小学生約150人が、試合後のグラウンドでスポーツ体験と合わせて、防災について学びました。 　グラウンドには、楽しく防災を学べるコーナーと、野球、サッカー、バスケットボール、ラグビー、卓球、水泳の6競技の体験コーナーが設けられ、子供たちは各コーナーを回りながら、防災の知識を深めました。 　巨人軍からは、ジャビットや公式マスコットガール「ヴィーナス」と一緒に、ジャイアンツアカデミーの井納翔一コーチ、女子チームの清水美佑選手、長田朱也香選手が参加。３人は野球体験コーナーで「Ｔ台バッティング」の講師を担当しました。 　参加した文京区在住の松橋琥太郎君(12)は「もともと好きだった野球がさらに大好きになりました。今日教わったことを忘れずにプロ野球選手になれるよう頑張ります」と終始興奮した様子でした。井納コーチは「たくさんのスポーツを子供たちと体験できて楽しかったです。防災についても実際に身体を動かして体験することで分かりやすく学ぶことができました。こうしたイベントを通じてスポーツ人口が増え、一人でも多くの子供に夢をもってもらい、防災についての知識を深めるきっかけになれば嬉しいです」と笑顔で話しました。

【写真上】キャタピラーエスケープに参加した長田選手（手前）と清水選手