読売ジャイアンツ女子チームが式根島で野球体験会を開催

2023.1.23

女子野球

 読売ジャイアンツの女子硬式野球チームは23日、東京・式根島の新島村立式根島小学校で野球体験会を開催しました。1期生の山下陽夏(やました・はるか)、吉安清(よしやす・せい)と、今季から活動する小野寺佳奈(おのでら・かな)、長田朱也香(おさだ・あやか)の4選手が約1時間半、1年生から6年生までの児童20人に、キャッチボールやバッティングなどを指導し、最後は一緒にミニゲームを楽しみました。

子どもたちにボールの投げ方を教える山下選手
児童とキャッチボールをする小野寺選手(右)
教室で給食を食べながら児童と交流を深める長田選手(右奥)

 今回の取り組みは、コロナ禍で行事が制限されてきた学校に、東京都教育委員会がスポーツや芸術鑑賞など様々な体験の場を設ける「子供を笑顔にするプロジェクト」の一環で、ジャイアンツ女子チームによる東京の離島での野球体験会は、昨年12月の八丈町立三原小学校(八丈島)、青ヶ島村立青ヶ島小中学校(青ヶ島)に続いての開催です。  体験会は体育館で行われ、子供向け野球スクール「ジャイアンツアカデミー」のコーチを務める選手らが、柔らかいボールやバットを使って、投げ方や打ち方を実演したり、やさしくトスをしたりして、野球の基本を教えました。  体験会の前には、選手が授業の様子を見学したほか、十分な距離を確保した上で一緒に給食を食べて交流を深めました。体験会終了後には、読売巨人軍サポーティングカンパニーのコナミデジタルエンタテインメント提供のノートとえんぴつが、選手から児童にプレゼントされました。  山下選手と一緒に給食を食べた6年の加藤そらさんは「日常生活や野球の話ができてよかった」と話し、吉安選手にバッティングを教えてもらった5年の齋藤凜空(りく)くんは「ミニゲームでホームランを打てて、選手やコーチと交流もできて楽しかった」と話していました。大野正雄校長も「明日からみんな野球をするようになると思います」と喜んでいました。