宮崎で骨髄バンクドナー登録会

2023.2.4

社会貢献

 ひなたサンマリンスタジアム宮崎前のボールパークG内特設ブースで4日、「骨髄バンクドナー登録会」が行われ、20人が新たにドナー登録をしました。読売巨人軍の社会貢献活動「G handsプロジェクト」の一環で、春季宮崎キャンプでは2020年以来3年ぶりの開催となりました。  一人でも多くの方に協力いただけるよう呼びかけ、ドナー登録をしていただいた方には「G handsオリジナルボンフィン」と選手サイングッズなどの記念品を贈りました。  特設ステージでは、過去に骨髄移植を経験した地元宮崎県出身の深美洋市さん(39)が登壇して、「18歳の時に突然首が腫れ、病院に行ったところ急性骨髄性白血病と診断されました。その場ですぐに入院となり、病気との戦いが始まりました」と若いころのつらい経験を語りました。  深美さんは現在、鹿児島県で小学校の教師をしていて、「年に1度『命の授業』と題して児童たちへ私の経験談を話し、命の大切さを伝えています」と話し、「私は運良く適合するドナーさんが見つかりましたが、全国には多くの方が病気と戦っています。一人でも多くの方にドナー登録をお願いしたいです」と呼びかけていました。  登録会は、ジャイアンツ那覇キャンプでも18日に行う予定です。皆さまのご協力をお願い申し上げます。

移植経験者の深美さん(右から2人目)