東京ドームにボリュメトリックビデオシステムを導入

2023.3.23

インフォメーション

 キヤノン、日本テレビ放送網、読売新聞東京本社の3社は、野球観戦の新たな楽しみ方を創り出すため、東京ドームにボリュメトリックビデオシステムを設置しました。読売ジャイアンツの全試合を対象に、ボリュメトリックビデオシステムによる撮影を行い、リプレイ・ハイライト映像としてテレビ中継などに活用します。 ボリュメトリックビデオ技術は、選手や演者の動きを3次元データに変換することで、あらゆる方向から見た映像を鑑賞できるようにする技術です。近年、スポーツやエンターテインメント分野を中心に活用の幅が広がっています。  今回、このシステムの導入により、バッティング、走塁、華麗な守備の連携など、あらゆるシーンのリプレイ映像を、360度自由なカメラワークで制作することが可能となります。まるでグラウンド内に入り込んだかのような選手目線の映像や、ファインプレーの瞬間に時間を止めて、上下左右を自由に回り込むようなハイライト映像が作成できるようになり、通常のカメラでは撮影できない視点の映像をお届けします。

ボリュメトリックビデオ技術であらゆる位置・角度からのリプレイ映像を提供可能 *写真は2022年シーズンの試合で実施した撮影の様子
コントローラーを駆使して360度自由なカメラワークで制作可能

 3月26日(日)に開催されるオープン戦の巨人最終戦(楽天戦)で、ボリュメトリックビデオシステムを活用したリプレイ・ハイライト映像の制作および放送を行う予定です。また、巨人軍公式動画配信サービス「GIANTS TV」(月額1,320円税込)でも視聴することができます。登録方法など詳細は公式サイトでご確認ください。