橙魂シリーズで「親子ボランティア」が運営をサポート

2023.5.26

社会貢献

 東京ドームで23~25日に開催された巨人戦の「橙魂シリーズ」で、東京都内の小学生や中学生、特別支援学校やろう学校に通う児童・生徒ら計78人が、保護者とペアで「親子ボランティア」として参加し、運営をサポートしました。  この取り組みは、東京都教育委員会が今年度、都内の学校を対象に、多様な体験の機会を提供する「笑顔と学びの体験活動プロジェクト」の一環です。日本財団ボランティアセンター(東京)が協力し、スポーツイベントの運営経験が豊富なボランティアリーダーらが子どもたちの活動を支えました。  23日は文京区立の中学6校の野球部員30人、24日は同区立小日向台町小学校の5、6年生23人が参加し、25日は都立中野、城東、青山の特別支援学校3校と都立大塚ろう学校の児童・生徒25人が参加しました。子どもたちは数人ずつのグループに分かれて、試合前に入場ゲートや特設ブースで来場者に特典の橙魂レプリカユニホームを配り、試合中はスタンドで試合を観戦しました。イニング間の休憩時間には、保護者とともに大きなゴミ袋を広げて通路を回り、観客に声をかけながら、ごみを回収しました。  親子ボランティアは、東京ドームで3月に行われた野球の国・地域別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」で募集したところ、定員を大きく上回る応募があり好評だったため、今回、東京都教育委員会、日本財団ボランティアセンターと連携して、子どもたちにスポーツイベントの運営を体験してもらうために実施しました。

来場者にレプリカユニホームを配る親子ボランティア(5月23日)
観客からごみを回収する親子ボランティア(5月24日)