ジャイアンツ女子チームの島野愛友利（しまの・あゆり）選手が26日、阪神甲子園球場で、阪神タイガース対読売ジャイアンツの試合前に行われた「ファーストピッチセレモニー」に打者として参加しました。阪神タイガースが運営する女子硬式野球チーム「阪神タイガースWomen」の植村美奈子投手、安藤蓮姫捕手のバッテリーとともに登場し、大観衆から拍手で迎えられ、左打席で豪快なフルスイングの空振りを見せて、「伝統の一戦」のムードを盛り上げました。 　ジャイアンツ女子チームと阪神タイガースWomenは、7月22日（土）に甲子園で初対決し、7月29日（土）には東京ドームでも対戦することが決まっています。島野選手は大阪府出身の19歳で、2021年8月、初めて甲子園で決勝戦が行われた「第25回全国高等学校女子硬式野球選手権大会」で神戸弘陵学園高校のメンバーとして優勝しています。甲子園のグラウンドに立つのは、それ以来でした。 　セレモニー終了後、島野選手は「高校生以来の甲子園でお客さんの前に立ててうれしかったです。女子野球の新しい伝統の一戦が創れるように頑張ります」と話しました。