　廣岡大志選手とのトレードでオリックスから入団した鈴木康平選手（29歳）が18日、球団事務所で記者会見を行いました。「自分に自信を持って、緊迫した場面でも投げられるようにしたい。（巨人のリリーフ陣は）若いので、自分が中継ぎの柱となってチームを引っ張れるように頑張りたい」と意気込みました。

　同席した大塚淳弘・球団副代表は、「MAX158キロで、平均球速が150キロを超える投手はなかなかいない。何とか八回を鈴木君で収まってくれたら、安定した戦いが出来るのでは」と期待を述べました。

　千葉県出身の鈴木投手は子どものころ巨人ファンで、よく東京ドームに観戦に来ていたそうで、「ファンの数が多いので、声援を力に変えたいです」と笑顔を見せました。

〇鈴木　康平（すずき・こうへい）　背番号32

投手、1994年1月21日生（29歳）、右投右打、186cm / 92kg
千葉明徳高－国際武道大－日立製作所－オリックス（2018～、2017年ドラフト2位）
一軍通算成績：79試合、5勝9敗、2S、5H、防御率4.86

鈴木投手が入団会見「自分が中継ぎの柱となれるように」

　読売巨人軍は17日、読売巨人軍・廣岡大志選手（26歳）とオリックス・バファローズ・鈴木康平選手（29歳）のトレードについて、オリックス・バファローズと合意しました。鈴木選手の背番号は「32」になります。

□廣岡選手のコメント

　「ジャイアンツでの２年半は、素晴らしい指導者、スタッフ、先輩・後輩、そしてファンの皆さまに恵まれました。ジャイアンツでプレーできたことを誇りに思い、これからの野球人生にしっかり生かせるよう頑張ります。引き続き応援をよろしくお願いします」

〇鈴木　康平（すずき・こうへい）

オリックス・バファローズとのトレード合意について

　読売ジャイアンツ公式サイトでは、今年1月の全面リニューアルの際に、システム上の不具合があり、選手の成績情報を表示できない状況が続いており、大変ご不便をおかけしておりました。

　この度、システム改修が整い、本日17日より、「選手一覧」のページ内で各選手の年度別一軍成績をご覧いただけるようになりました。

　なお、各選手の年度別二軍成績、および「打撃・投手成績」の選手・チーム成績情報については、まだ表示できておりません。引き続き、システムの改修に努めますが、今しばらくお待ちいただきますよう、ご理解のほどお願いいたします。

公式サイトにおける選手成績情報の表示について

　読売巨人軍は15日、育成選手の中川皓太選手、松井颯選手と支配下選手契約を締結しました。背番号は、中川選手は「41」、松井選手は「93」です。

中川選手のコメント
「昨年一年間、ファンの皆さまにもご迷惑をかけてしまいました。今からしっかり巻き返して、チームの優勝、日本一に貢献したいです」

松井選手のコメント
「これまでたくさんの人に支えられて、支配下契約されました。チームの勝利に貢献できるピッチングを、一軍のマウンドで見せたいと思います」

〇中川　皓太（なかがわ・こうた）

投手、1994年2月24日生（29歳）、左投左打、183cm 86kg
大阪府出身
山陽高－東海大－巨人（2016年〜）
【一軍通算成績】212試合、11勝7敗24セーブ71ホールドポイント、投球回220、与四死球62、奪三振201、自責点72、防御率2.95
※2023年5月15日現在

〇松井　颯（まつい・はやて）

投手、2000年9月14日生（22歳）、右投右打、178cm 83kg
東京都出身
花咲徳栄高－明星大－巨人（2023年～）
【二軍成績】7試合、2勝1敗、投球回31回1/3、与四死球10、奪三振18、自責点7、防御率2.01
※2023年5月15日現在

育成選手の支配下契約について

　読売巨人軍は14日、育成選手の平内龍太選手と支配下選手契約を締結しました。背番号は「11」です。

〇平内　龍太（へいない・りゅうた）

投手、1998年8月1日生（24歳）、右投右打、185cm 99kg
兵庫県出身
神戸国際大付高－亜細亜大－巨人（2021年〜）
【一軍通算成績】56試合、4勝5敗、投球回55、与四死球18、奪三振44、自責点32、防御率5.24

　読売巨人軍は、元巨人軍投手の姜建銘（ジャン・チェンミン）氏を研修コーチとして受け入れます。背番号は「130」です。

　姜氏は本日11日来日し、明日12日から主にジャイアンツ球場で研修活動を行います。研修は11月まで行われる予定です。

◆姜建銘（ジャンチェンミン）

1985年5月27日生まれ　37歳　右投右打　175cm／73kg
国立台湾体育学院出身
読売巨人軍－CPBL興農ブルズ－社会人野球・崇越

＜巨人軍在籍時の一軍通算成績＞
2006～07年：27試合、5勝6敗、投球回101回1/3、四死球21、三振61、自責点36、防御率3.20

◆巨人軍での研修概要

肩書：研修コーチ
　　　※背番号130
期間：5～11月
内容：投球、打撃、守備、走塁、フィジカル、データ分析など

研修コーチの受け入れについて

　読売巨人軍は4日、育成選手の三上朋也選手と支配下選手契約を締結しましたので、お知らせいたします。背番号は「69」です。

〇三上　朋也（みかみ・ともや）

投手、1989年4月10日生（34歳）、右投右打、190cm 90kg
岐阜県出身
県立岐阜商－法政大－JX-ENEOS－横浜DeNA（2014～2022年）－巨人（2023年～）

【一軍通算成績】346試合、10勝15敗、23セーブ、124HP、防御率3.15

　読売巨人軍は10日、育成選手の髙橋優貴選手と支配下選手契約を締結しました。背番号は「47」です。

〇髙橋選手のコメント

　「リハビリ期間にいろいろな方々に支えられ、何とか復帰できたことにまずは感謝したいです。皆さんに恩返しできるように頑張ります」

〇髙橋　優貴（たかはし・ゆうき）

投手、1997年2月1日生（26歳）、左投左打、178センチ、82キロ
茨城県出身
東海大菅生高－八戸学院大－巨人（2019年～）
＜一軍公式戦通算成績＞
63試合、18勝24敗、勝率.429、投球回数283回1/3、与四死球146、奪三振209、自責点113、防御率3.59
＜今季の二軍公式戦成績＞
3試合、1勝1敗、勝率.500、投球回数10回1/3、与四死球4、奪三振9、自責点6、防御率5.23

髙橋優貴投手のプロフィルはこちら

　改正道路交通法の施行により、4月1日から自転車利用者のヘルメット着用が努力義務になりました。自転車乗車中の死亡事故では約6割が頭部に致命傷を負っているということで、巨人軍の寮生もヘルメットを着用しています。

　「握るボールに魂を！ハンドルに安全を！」の精神で、安全運転に努めます。


巨人軍寮生もヘルメットを着用

　「JERA セントラル・リーグ公式戦 2023」の開幕戦となる巨人対中日戦が、31日夜に東京ドームでプレーボールとなりました。今季からトランペット演奏などの鳴り物応援が4シーズンぶりに再開され、スタンドからは試合開始直後から、熱い声援が選手たちに送られました。

　試合前には巨大ビジョンやレーザー、音楽などを生かした華やかな開幕セレモニーが行われました。国歌独唱では、歌手のクリス・ハートさんが美しい歌声を響かせました。クリスさんは「プレッシャーを感じましたが、帰化して日本国籍になって、チャンスをもらえて光栄です。日本のプライド、感謝の気持ちを伝えられて良かったです。（ジャイアンツへのエールは）絶対勝つ！頑張って下さい！」と感想を述べました。

　始球式では女優の橋本環奈さんが、背番号「24」のユニホーム姿で登場、大きく振りかぶって投げたボールは一塁側にそれましたが、スタンドから拍手を受けて笑顔を見せました。橋本さんは「これだけ練習したのに左にそれてしまいました。でも、どんな球でも全力で投げたので100点をつけたいです。2020年に始球式のお話をいただきましたがコロナ禍のため実現しませんでした。今日、再チャレンジできて本当にうれしいです。開幕戦の熱量は本当に素晴らしいですし、お客さんの数に感動しています」とコメントしました。

　またこの日、長嶋茂雄終身名誉監督が東京ドームを訪れて観戦。試合前には原監督をはじめWBC世界一メンバーの岡本和真、大城卓三、大勢、戸郷翔征各選手へ労いと激励の言葉を贈りました。長嶋名誉監督のコメントは以下の通りです。 
　「WBCは毎日、テレビを見て応援していました。侍ジャパンの世界一には本当に感動させられました。待ちに待ったセ・リーグが今日開幕します。WBCで活躍したジャイアンツのメンバーが中心となって今年はジャイアンツが優勝してくれると信じています。 たくさんのファンの方の声援を力に変えてぜひとも奪回してもらいたいです」 。

4季ぶり声援の中で開幕！長嶋終身名誉監督も観戦

　31日の中日戦（東京ドーム）に向けた開幕一軍メンバー28人が30日、NPBから公示されました。

　船迫大雅、門脇誠の両ルーキー、グリフィン、ビーディ、ロペス、ブリンソンの新外国人4選手、松田宣浩、長野久義、オコエ瑠偉の移籍・復帰3選手と、合計9人の「新戦力」が入りました。また2年目の代木大和投手が一軍初登録、けがから復帰の梶谷隆幸選手が2季ぶりの一軍登録となりました。

【投手】

大勢、グリフィン、鍵谷陽平、赤星優志、ビーディ、高梨雄平、直江大輔、船迫大雅、大江竜聖、代木大和、ロペス

【捕手】

小林誠司、大城卓三、岸田行倫

【内野手】

増田大輝、吉川尚輝、坂本勇人、中田翔、松田宣浩、岡本和真、門脇誠、中山礼都

【外野手】

長野久義、丸佳浩、梶谷隆幸、ブリンソン、重信慎之介、オコエ瑠偉

開幕一軍メンバー28人が公示

　「JERA セントラル・リーグ公式戦 2023」が31日に開幕します。3年ぶりのリーグ制覇を目指す読売巨人軍は同日午後6時15分から、東京ドームで中日と対戦します。先発投手は、巨人軍が新外国人のビーディ投手、中日が小笠原慎之介投手です。

　30日午後には、巨人軍・原監督と中日・立浪和義監督の共同記者会見が、東京ドームで行われました。原監督は「2023年、WBCで（侍ジャパンが）世界一に輝いてくれて、大変喜ばしい追い風から始まり、これからはNPBであるセントラル・リーグ、我々が引き継いだ形で、しっかりと野球ファンに喜んでもらえるよう大きな波を出していきたい」と意気込みを述べました。

　今年のチームについては「わが軍は昨年、非常に苦い、苦しいシーズンだった。（今季は）選手の顔ぶれがかなり変わった。今シーズンに対する思いは強いものがある。新しいチームなので、チームが馴染むまでは私も少し我慢しながら戦う事が大事だろう」と分析し、開幕3連戦については「何ともいえないいい緊張感。長いペナントレースが始まるので少々の事では一喜一憂せずに。明日はベストオーダーの中で戦っていきたい」と前を見すえました。

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