第2回女子野球GIANTS杯福島大会2024が開催

2024.4.30

野球大会・教室

女子野球

 読売巨人軍が主催する「第2回女子野球GIANTS杯福島大会2024」が27、28日、福島県営あづま球場(福島市)ほか、県内の5会場で開催されました。  本大会は、2021年の「東京五輪2020」野球・ソフトボール会場だった同球場のレガシー事業として、女子野球の普及・振興を図る目的で昨年創設され、県内外から軟式の部には8チーム、硬式の部には読売ジャイアンツ女子チームなど12チームが出場しました。

福島アブレイズの佐藤美妃主将が選手宣誓

 27日に行われた開会式では、福島アブレイズ(福島)の佐藤美妃(みさき)主将が選手宣誓を務め、「中学生にとってGIANTS杯は、憧れであるプロ選手、目標である高校女子野球選手からたくさんのことを学び、多くの刺激を受けることが出来る特別な大会です。多くの方に笑顔と感動を与え、女子野球のすばらしさを届けられるよう、一投一打思いを込め全力で戦います」と力強く宣誓し、大会が開幕しました。

硬式の部優勝のクラーク記念国際高

 大会は、軟式の部で茨城Super Girls(茨城)、硬式の部でクラーク記念国際高等学校(宮城)がともに2年連続で優勝し、GIANTS杯、賞状、メダルが授与されました。  また各部の最優秀選手賞には佐藤青葉選手(茨城Super Girls)と内田梨絵瑠(りえる)選手(クラーク記念国際高)が選ばれ、ジャイアンツの菅野智之投手と小林誠司選手のサイン色紙が贈られました。

軟式の部最優秀選手賞の佐藤選手(左)と優秀選手賞の氏家選手

選手コメント

【軟式の部】 最優秀選手賞:佐藤青葉選手(茨城Super Girls) 「2連覇を目標に練習してきました。最初は緊張していましたが、4回に大量得点できていい流れで試合ができました。いい結果を残したいという思いで戦い優勝できてうれしいです」 優秀選手賞:氏家真歩(まほ)選手(宮城レッドウィングス) 「最初は勝てると思って盛り上がっていたけど、投手陣が踏ん張りきれませんでした。他地域の強いチームと戦うことが出来て、いい経験になっています」 【硬式の部】 最優秀選手賞:内田梨絵瑠選手(クラーク記念国際高) 「高校の大会で春に悔しい思いをしていたので、実力のあるチームと戦えてそこで勝てたというのはチームとして自信にもなりましたし、とてもうれしく思います。昨年の秋から自分自身の成長をあまり感じることができず、自信をなくしていましたが、今大会ではしっかりと打つことができたのでよかったです」 読売ジャイアンツ女子チーム・金満梨々那主将 「女子野球GIANTS杯福島大会に2年連続で参加させていただけたことに感謝いたします。ジャイアンツとして、去年成し遂げられなかった優勝を目指してこの大会に挑んだのですが、今年も同じく敗戦してしまいとても悔しい気持ちです。来年こそは優勝できるよう、個人の技術を更に磨いていきたいと思います。また、GIANTS杯では中学、高校、大学、社会人と様々な年代のチームが参加しています。今後も中学生や高校生の目標となれるようこれからも頑張ります」

硬式の部 準優勝の読売ジャイアンツ女子チーム

<大会結果>

◆軟式の部 優 勝:茨城Super Girls(茨城) 準優勝:宮城レッドウィングス(宮城) 第3位:プリンセッサ群馬(群馬)、福島アブレイズ(福島) ◆硬式の部 優 勝:クラーク記念国際高等学校(宮城) 準優勝:読売ジャイアンツ(東京) 第3位:新潟医療福祉大学(新潟)、東海大学付属静岡翔洋高等学校(静岡)

<個人表彰>

◆軟式の部 最優秀選手賞:佐藤青葉選手(茨城Super Girls) 優秀選手賞:氏家真歩選手(宮城レッドウィングス) 敢闘賞:遠田杏菜選手(プリンセッサ群馬)     古内瑠樹選手(福島アブレイズ) ◆硬式の部 最優秀選手賞:内田梨絵瑠選手(クラーク記念国際高等学校) 優秀選手賞:日高結衣選手(読売ジャイアンツ) 敢闘賞:竹本心愛選手(新潟医療福祉大学)     宮茉夢選手(東海大学付属静岡翔洋高等学校)