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COLUMN
連載

あおぞらを駆ける

ありがとうございました!

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昭和57年
希望を胸に投手として入団した私は
すぐにプロという厳しい現実と直面することになりました
今と違って練習生制度のあった当時は
故障してダメだと判断されればシーズン途中でもクビになる厳しい時代でした
そして少々のけがくらいでダメになるようなら
それまでの選手という考えのもとに行われる練習のハードさは半端ではありません
休みもなく正月明けからクリスマス前後まで
多摩川グラウンドと合宿所の往復に明け暮れる日々が続くうち
好きで選んだ道ではありましたが
いつしか練習に向かう足取りも重くなっていました
そして当然のことながら
早くも3年目のキャンプ途中に引退を告げられ現役を退くことになったのです
その後幸いにも“マネジャー”“営業”“運営”など球団職員として
常に現場に携わる仕事を35年近く続けることができましたが
そこで強く思ったことはプロ野球の世界の一年一年は人生の縮図ではないかと…
毎年新しい選手が入ってくるかわりに
一軍のグラウンドに立つことなくこの世界を去っていく多くの選手たち
そこには「笑顔」「喜び」「怒り」「苦しみ」「絶望」「涙」と感動一杯の劇場でした
それぞれに選手の思いがありました
そんな中私は多くの勇気と元気を選手たちからもらいました
その感動をみなさんと分かち合いたかったのです
また選手はクビにならないように一生懸命に頑張っています
「後悔しないように」と…
でも実際に戦力外通告を受けた選手はほとんどが後悔しているんです
そんな後悔する選手を出さないためにも
逆に選手へメッセージを発したかったのです
それがこの「あおぞらを駆ける」散文詩になりました
2007年にスタートして約5500回続けることができました
お見苦しい点も多々あったかとは思いますが
今回
人事異動にともない2018年12月29日をもちまして
この散文詩は終えたいと思います
長い間お付き合いして頂いたファンのかたには
感謝という言葉だけでは表せない気持ちでいっぱいです
本当に本当にありがとうこざいました