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沼田翔平投手と支配下契約「高いところを目指していきたい」

　読売巨人軍は31日、育成の沼田翔平投手（19）と支配下選手契約を結んだことを発表しました。背番号は「016」から「92」に変更になります。

　沼田投手は北海道・旭川大高から育成ドラフト3位で昨年入団。同年はイースタン・リーグで3試合に登板し、9回を投げて2失点、防御率2.00。今年は春季キャンプの途中から一軍に昇格し、オープン戦では6登板で6回3分の1を4安打1失点、防御率1.42の好成績を残していました。

　5月31日に東京ドームで行われた紅白戦後、真新しい「92」のユニホームでグラウンドに登場した沼田投手は記者会見に臨み、「両親、球団関係者の皆さま、裏方の皆さま、コーチ陣、先輩方、いろんな方に支えられてこの日を迎えられました。育成として入ってはい上がるという気持ちを持ってやってきたので、背番号は変わっても初心を忘れずに高いところを目指していきたいです」と緊張気味に話しました。

　会見に同席した原監督は「2、3月のオープン戦などで非常にいい成績を残してくれて、強い可能性を感じました。自主練習期間の練習に取り組む姿勢、あるいは現状の力量について宮本（投手チーフ）コーチと話をして、支配下選手として戦ってもらおうということになりました。一軍に勝ち残って最後の最後まで戦ってもらいたいと思っています」と大きな期待を示しました。