サイト運営社にチケット不正転売防止の協力要請――巨人軍、NPB、ヤクルトが警視庁らと連名で

2022.03.14その他

 読売巨人軍、一般社団法人日本野球機構、ヤクルト球団は14日、警視庁生活安全部、音楽・エンターテインメント業界団体と連名で、インターネットサイトを運営する株式会社「チケジャム」(東京都)に対し、観戦チケットの不正転売防止に向けたサイト運営に努めてもらうよう協力を依頼しました。

 巨人、ヤクルト、日本野球機構、警視庁、一般社団法人日本音楽事業者協会、一般社団法人日本音楽制作者連盟、一般社団法人コンサートプロモーターズ協会は昨年9月、不正転売に対する連携強化などのため、「チケットの適正な流通に関する協定」を締結しています。今回の協力依頼は、昨年、警視庁がプロ野球観戦チケットの不正転売事件を摘発した際、チケットがチケジャムの運営サイトなどを通じて転売されていたことから行われました。協力依頼は、「チケット流通センター」を運営する株式会社ウェイブダッシュにも行われています。

 14日午後に東京都千代田区の警視庁本部で、協定締結団体を代表して警視庁の青山彩子・生活安全部長がチケジャムの飯田貴矢社長に協力依頼書を手渡しました。飯田社長は「チケットの不正転売を許さないという意思は、警視庁、興行主の皆様と同じです。本日の申し入れを契機とし、皆様と協力しながら不正転売防止に向けた取り組みをより一層進めます」と挨拶していました。

 協力依頼書では(1)アカウント作成時の本人確認の更なる強化 (2)不正転売情報や出品停止措置をした出品者情報などの共有 (3)興行主からの出品取り下げ要望があった場合の即応体制や、高額転売の出品に対する監視体制の強化 (4)サイト内での「不正転売」に関する警告表示の更なる促進を求めています。

 チケットの不正転売や、不正転売を目的としてチケットを譲り受ける行為は、チケット不正転売禁止法により、1年以下の懲役もしくは100万円以下の罰金、またはその両方が科せられる罰則が適用されます。

 読売巨人軍は読売新聞社、東京ドームと共に、多くのファンの皆さまがより良い環境かつ適正な価格で試合観戦をお楽しみいただけるよう、今後もチケットの不正転売に対し、厳正な対応をしてまいります。ファンの皆さまのご理解・ご協力をよろしくお願い申し上げます。