選手紹介その1~ガンダム・渡辺選手と剛腕・佐々木投手

 ジャイアンツジュニアマネジャーの平岡政樹です。昨年までジャイアンツジュニアの投手コーチを9年間務めてきました。今大会からはマネジャーとして、監督・コーチ、そして選手を支え、優勝できるチーム作りに貢献したいと思っています。まだまだスコアブックを付けるのに苦戦をしていますが、早く慣れるように頑張ります。

初めてヤクルトジュニアと対決

 まずは先週末の試合結果をご報告します。10月20日は「オール練馬」チームと練習試合を2試合行い、19対3、7対1といずれも快勝しました。翌21日には「ヤクルトスワローズジュニア」と、初めてジュニアチーム同士が練習試合で対決。通常は7回制ですが、この日は1試合しか行わないため、9回の特別ルールで行いました。序盤から打ち合いとなり、一時は3点のリードを奪われました。しかし、四回に3連打などで一挙4点を奪い逆転。その後は中継ぎ陣が踏ん張り、8対5で勝利しました。

試合中に選手たちと目線を合わせて話す加藤監督

 他球団のジュニアチームとの初試合を終えて加藤監督は、「ヤクルトジュニアの選手の動きや声出しが非常に良かった。始動したばかりだけれど、見習ってできるようにしていこう」と、新チームでまだ遠慮が見られる選手たちに呼びかけました。勝てたことは良かったですが、これからチームとしてもっとまとまっていく必要があると感じた試合でした。  さて、今回からはジャイアンツジュニアの選手紹介をしていきます。

渡辺選手のニックネームは「ガンダム」

 トップバッターは背番号6番・渡辺暁斗(わたなべ・あきと)選手と背番号17番・佐々木正隆(ささき・まさたか)投手です。  渡辺選手はヤクルトジュニアチームと練習試合をした「夢の島東少年野球場」がある江東区のご当地選手。試合当日は、少年野球連盟や審判の方から活躍を期待され、声をかけられていました。ジュニアのチームメートからは「ガンダム」と呼ばれています。なぜガンダム?? その理由は……リュックにマイバットを2本差していて、人気アニメ「機動戦士ガンダム」のガンダムがビームサーベルを背負っているのに似ていてかっこいい(?)からだそうです(笑)。そんなガンダム・渡辺選手の自慢はバッティング。マイバットを2本持参する心意気が好結果に出ているのでしょう。これからも彼のバッティングに期待です。

自慢のバッティングに注目

愛きょうたっぷりの笑顔を見せる佐々木投手

 佐々木選手は所属チームではキャッチャーをしていますが、ジュニアチームでは自慢のストレートが見込まれて、ピッチャーとして選抜されました。愛きょうのある笑顔で、阿南徹、田中大二郎両コーチに「まーくん」と呼ばれ、かわいがられています。勢いのあるストレートでねじ伏せるようなピッチングが持ち味ですが、クイックが苦手なため、阿南コーチから指導を受ける日々です。まじめな性格で真剣に取り組んでいるので、12月の大会では成長した姿を見せてくれるでしょう。  今後も個性豊かなメンバーを紹介していきます。次回の選手紹介もお楽しみに。 (ジャイアンツジュニアマネジャー・平岡政樹=読売巨人軍野球振興部)

剛腕でねじ伏せます