選手紹介その6~監督の期待に応える岡田選手、主軸の森山選手

 ジャイアンツジュニアマネジャーの平岡政樹です。今回は、選手紹介第6弾と先週末に行われた楽天ジュニアなどとの練習試合の模様をお届けします。

 3連休中、23日は楽天ジュニアと、24日はオール倉敷(岡山県)とジャイアンツ球場で、25日は遠征で日野選抜と練習試合を行いました。  楽天ジュニアとの試合は、9イニング制で実施し、0対7で敗れました。しかも楽天投手陣にノーヒットノーランリレーで抑え込まれてしまいました。加藤健監督は「全体ミーティングで個々の話をすることもあるけど、自分のことだと思って聞くように。自分で気付けるかどうかで成長に差が出てきているよ」と、この1か月半での成長ぶりについて話をしました。  

 24日のオール倉敷戦。なぜこのチームと練習試合が組まれたかというと……。  今年7月にGhandsの活動の一環で、ジャイアンツの選手が倉敷市真備町の少年野球チームに所属する子どもたちを対象に野球教室を行いました。その野球教室に参加した、岡田野球スポーツ少年団主将の迫水新也くんから届いたお礼の手紙に「ジャイアンツジュニアと試合がしたい」と書かれていたことがきっかけになりました。

大竹投手も参加しての記念撮影

 試合前に、集合写真を撮る際にジャイアンツ球場で自主練習をしていた大竹寛投手が来てくれ、写真撮影に入ってくれました。  また、試合終了後には、ジャイアンツジュニアの選手は「オール倉敷」チームからきび団子をプレゼントされ、さながら桃太郎に餌付けされたサルやキジのようになっていました(笑)。

 25日の日野選抜との練習試合では昼食時に日野選抜の保護者の方たちが豚汁を作ってくださり、ありがたくごちそうになりました。食いしん坊のジュニア選手達は、何度もおかわりをして、満足そうでした。日野選抜の皆さま、ありがとうございました。

 選手紹介第6弾の今回は、背番号9番岡田優吾(おかだ・ゆうご)選手、背番号25番森山竜之輔(もりやま・りゅうのすけ)選手です。

兄の代のリベンジに燃える岡田選手

チームに貢献するプレーが光ります

 岡田選手のお兄さんも以前に紹介した宇野選手同様、ジャイアンツジュニアの選手でした。しかし、お兄さんの代は予選敗退をしてしまったため、岡田選手はリベンジに燃えています。  岡田選手は試合中に加藤監督からサインやアドバイスが無くても、アイコンタクトでチームバッティングをしてくれます。ベンチに帰ってきて、加藤監督が「わかった?」と聞くと、自信を持って「はい!」と答えています。大会でも加藤監督の考えを感じ取ってプレーしてもらいたいです。

愛くるしい笑顔の森山選手

小学生離れしたスイングスピードが魅力

 次に森山選手です。森山選手の魅力はなんといってもU-12でも4番を任されたバッティングです。愛くるしい笑顔の持ち主ですが、打席でのスイングの速さにはいつも小学生なのかと驚かされています。    今までのジュニアチーム同士の対戦でも打率は3割を超えて、本塁打も2本打っています。背番号25の右打ちなので、村田修一コーチや岡本和真選手のような打撃でチームへ貢献することを期待しています。

お母さんの工夫でガンダムスタイル継続の渡辺選手

 ちなみに第1弾で紹介した「ガンダム」渡辺暁斗選手ですが、チームから支給したリュックでは、バットを入れるほど深いポケットがなく、ガンダムスタイルにならないため、お母さんがバットを2本差し込めるようにカスタマイズしてくれました。「ガンダムと紹介されたからには、ガンダム仕様にしなくちゃ!」と頑張ってくれたそうです(笑)。渡辺選手のお母さんありがとうございます!  また次回をお楽しみに。 (ジャイアンツジュニアマネジャー・平岡政樹=読売巨人軍野球振興部)