選手紹介その8~強肩強打の鶴田選手と頼れる左腕畠山投手

 ジャイアンツジュニアマネジャーの平岡政樹です。今回は、選手紹介第8弾と先週末に行われたDeNAベイスターズジュニアなどとの練習試合の模様をお届けします。

 先週末の活動では8日に一本杉野球場(東京・多摩市)でDeNAベイスターズジュニアと2試合、9日は午前中に練習を行い、午後に世田谷選抜との練習試合を行いました。  ベイスターズジュニアとは初めての対戦でしたが、12対3と16対7で連勝することができました。ジュニアチームに連勝できたことは良かったのですが、2試合とも点差が開いた終盤にミスが出て、失点をしてしまいました。試合後に加藤健監督は「1つのプレーで流れが変わる。どんな展開になっても、最後まで隙を見せないように」と選手たちの気の緩みを引き締めていました。初めての連勝で喜びを見せていた選手たちでしたが、加藤監督からの言葉で、「自分達はまだまだだ」と気付いたようでした。  9日の練習では、中間飛球を中心に守備練習を行いました。プレーに自信を持っている選手たちなので、所属チームではほとんど自分でボールを捕りにいくのが当たり前。ジャイアンツジュニアでは、声も出さずにボールを追っかけるとぶつかったり、バックアップができなかったりとミスがよく出ていましたが、今回の練習では、声掛けをしたり、周りを見たりして、動きを変えるようなプレーができるようになってきていました。活動して約2か月ですが、チームとしての動きができているように感じました。  練習期間は残りわずかですが、いい感じに仕上がってきています。あと2週間ラストスパートをかけていきたいですね。

 選手紹介第8弾の今回は、背番号2番鶴田大介(つるた・だいすけ)選手、選手背番号11番畠山将豪(はたけやま・しょうごう)投手です。

強肩強打の鶴田選手

特大の本塁打に期待

 鶴田選手は強肩強打の捕手になります。捕手以外にも打撃を生かして、内外野にも挑戦中です。5月に加藤監督が選手の視察をしている時に特大の本塁打を打ちまくっていた鶴田選手を見て、今回の選考にもつながりました。ジュニアチームに入ってからは少しバットが湿りがちでしたが、12月に入って調子が上がってきています。本番での打撃に期待です。

チーム唯一の左腕・畠山投手

マウンドさばきも堂々としてきました

 畠山投手は、今回のジャイアンツジュニアに中で唯一の左投手になります。打席に立つと球速より速く感じるストレートが魅力です。阿南徹コーチからはピッチングだけではなく、試合前の準備やマウンドでの姿勢などの技術以外の部分を指導してもらっています。やはり試合の展開を握る投手として周りの選手から信頼されるように日々努力を積み重ねてもらいたいです。そして、札幌ドームでの躍動している姿を見たいですね。  また次回をお楽しみに。 (ジャイアンツジュニアマネジャー・平岡政樹=読売巨人軍野球振興部)