緊張の背番号発表~ジャイアンツジュニア始動

 今年もジャイアンツジュニアチームの活動が始まりました。毎年12月下旬に、プロ野球12球団が小学5、6年生でジュニアチームを編成し、No.1を決める軟式野球大会「NPB12球団ジュニアトーナメント」(主催:日本野球機構)に参加するジャイアンツの代表チームです。日本野球機構とプロ野球12球団が連携し、子どもたちの「プロ野球への夢」を手助けすべく企画された大会で、今年で15回目。2018年ドラフトまでに本大会に出場した35人の選手がプロ入りを果たしました。2012年から3連覇を果たしたジャイアンツジュニア、今年は巨人軍同様5年ぶりのV奪還を目指します。その奮闘ぶりを、今年もマネジャーを務める読売巨人軍野球振興部・平岡政樹がお伝えします。

ユニホームを手渡す加藤監督

 ジャイアンツジュニアは、読売巨人軍が主催する学童野球大会「ジャビットカップ」に加盟する東京都および川崎市の各連盟とジャイアンツアカデミーから推薦を受けた、小学6年生120人が、ジャイアンツ球場などで開催した3回の選考会を経て選ばれた16人の選手です。今大会のチームスタッフ及びメンバーは下記リンクをご覧ください。

 10月6日にジャイアンツ球場で結団式を行い、16人の選手が初めて一堂に会しました。監督は昨年に引き続き、ジャイアンツOBの加藤健さんが務めます。加藤監督は「16人みんなと優勝を目指します。ジュニアチームでの活動で分からないことも出てくるだろうけど、監督・コーチにどんどん質問してきてください。みんながいい方向に向かうようにアドバイスしていきます。何事も初めを大事にしてプレーしてください。そして、12月に笑顔で終われるように頑張りましょう」と挨拶しました。

先発した江戸佑太郎投手

 その後、各選手の背番号を発表し、加藤監督からユニホームが手渡されました。背番号はチームスタッフが話し合い、16人への期待を込めて決定したものです。当日まで自分の背番号を知らされていなかった選手たちは背番号が入った真新しいユニホームにそでを通し、ジャイアンツジュニアに選ばれた喜びをかみしめているようでした。

チーム初得点の藤越捷選手

 選手を代表して佐伯幸大君が「ジャイアンツが令和初のセ・リーグチャンピオンになりました。ジュニアチームも令和初のチャンピオンを目指します。ジャイアンツジュニアに選ばれたプライドを持って、最後まで諦めずプレーして頑張ります」と元気よく決意表明をしました。

アドバイスを送る加藤監督

 結団式の後には、オール調布との練習試合を行い、10対3で勝利して初陣を飾ることができました。まだまだ連係プレーや声掛けなどできていないことが多々ありましたが、これからの活動で個々はもちろん、チームとしても成長できるよう、12月まで練習していきます。次回からは活動報告と、選手の紹介をしていきますので、お楽しみに。(ジャイアンツジュニアマネジャー:平岡政樹=巨人軍野球振興部)