選手紹介その6~投打の柱・江戸選手と度胸満点の投球・中田選手~

 ジャイアンツジュニアマネジャーの金子大志です。今回は選手紹介の第6弾と11月23、24日の活動の様子をお届けします。  23日は「山梨県選抜」、24日は「オール真備」と練習及び練習試合を行いました。

背番号18・江戸選手

 23日は1日降りやまない雨の中、ジャイアンツ球場の室内練習場で合同練習となりました。試合をして学ぶことはもちろん多いですが、練習をするとお互いのチームカラーがわかり、どんな事を意識しているのか参考にすることができます。山梨県選抜のシートノックは熱心な指導者の掛け声の中、緊張感のある雰囲気で取り組んでいました。一方、ジャイアンツジュニアは子どもたちの笑顔が印象的で楽しそうに活動している姿がありました。これも加藤健監督の人柄から来るチームの雰囲気でしょう。  24日は、前日までの大雨でグラウンドは使用できないだろうと思っていたところ、グラウンドキーパーやスタッフの努力、そして「オール真備」の熱い思いのおかげで午後から練習試合を実施することができました。24日に「オール真備」と練習試合を行った理由や経緯については下記リンクをご覧ください。

ミート力に長けた江戸選手

 選手紹介第6弾は、背番号18番・江戸佑太郎(えど・ゆうたろう)選手と背番号19番・中田大翔(なかた・やまと)選手です。  16人の選手がいる中、投手ができるのは11人。江戸選手もそのうちの1人です。投げては、巧みなコーナーワークと緩急により打者を翻ろうし、打っては1番打者を任せられるミート力と走塁センスを持っています。大会規定により予選2試合で1人の投手が投げられるのは最大7イニングです。継投が求められる中、投手として、また打者としての活躍が期待されます。

背番号19・中田選手

 中田選手は、ポーカーフェイスの速球派投手であり、マウンドではいつも無表情。三振をとっても打たれてもその表情が変わることはありません。ジャイアンツジュニアの活動が始まった当初よりコントロールに磨きがかかり、任されたイニングは無四死球で投げ切ることができるようになってきました。週末の試合でもフルカウントから腕を振り打者を三振に仕留めるシーンがあり、無表情の奥にある度胸で打者に立ち向かう姿に注目です。

度胸満点の投球をする中田選手

 また本日は、今年初めてジャイアンツジュニアのコーチに就任した北之園隆生(きたのその・りゅうせい)コーチをご紹介しましょう。北之園コーチは、2014年に読売巨人軍に入団し、強打の左打者として期待されました。引退後は、ジャイアンツアカデミーのコーチに就任し、ジャイアンツジュニアでは野手コーチを務めています。北之園コーチに意気込みを聞くと、「選抜された選手たちが集まるこの大会で勝つには、各々が言われたことだけやっているのでは勝てません。そこで差をつけるのは主体性だと思います。プレーするのは選手なので、選手自ら考え行動しプレーできるようになってほしいです。その為に学んだことを伝えていければと思います。選手の力になれるよう頑張ります」と思いを語っていました。選手たちにとって初めての札幌ドームでの試合、北之園コーチの言う主体性がキーとなりそうです。  次回の紹介もお楽しみに。 (ジャイアンツジュニアサブマネジャー・金子大志=読売巨人軍野球振興部)

今年初めてジャイアンツジュニア のコーチに就任した北之園コーチ