「NPB12球団ジュニアトーナメントKONAMI CUP 2022」開幕、初戦はオリックスに快勝!

 12球団のジュニアチームのナンバー1を決める「NPB12球団ジュニアトーナメントKONAMI CUP 2022」が27日、神宮球場と横浜スタジアムで開幕しました。ジャイアンツジュニアは神宮球場でオリックス・バファローズジュニアと対戦し、9対0で初戦をコールドで勝利しました。  先攻の初回、先頭の安藤名和哉選手が追い込まれながらもライトオーバーの二塁打を放ち、2番・川本琉生選手の送りバントで三塁に進み、初回からチャンスを作りました。続く3番・木村徳壱選手のセカンドゴロの間に、安藤選手が本塁を狙うも好守で阻止されました。しかしその後、連続四球で満塁とチャンスを広げ、6番・天方大翔選手の初球がワイルドピッチとなり、先制点を取ることに成功しました。  二回は、一死走者なしから鐘ヶ江勇人選手が三塁打を放ち、脇元翔太郎選手のスクイズで追加点を獲得。さらに相手の送球ミスと四球で一死一、二塁となり、川本選手が適時二塁打。4番・浅見蒼志選手の犠飛などでこの回4点を奪いました。  先発の大橋叡刀選手は、4回を投げて相手打線を2安打無失点に抑える力投を見せてくれました。  五回の守りは石原悠李、岡本侑友、谷口琳太郎の3選手が1アウトずつ継投して無失点に抑え、5回コールドで勝利しました。  選手たちは、緊張する中でも落ち着いてプレーし、無四球無失策といつも以上のプレーを見せてくれました。攻撃では、大事なところで犠打を成功させたり、適時打を放ったりと打線がかみ合った試合になりました。  2点目のスクイズを成功させた脇元選手は「打席に入る前から予想し準備していたので、あせらず、安心して打席に入る事ができました」と力強く話してくれました。  適時打の川本選手は「神宮球場で野球ができて楽しかったです。絶対チームに貢献する、という強い気持ちで打席に入りました」と話していました。  草野礼人主将は「チームがまとまり、雰囲気も良く、勢いよく勝つことができた。明日は次のことを考えずに一戦必勝で勝ちにいきます」と明日への意気込みを話しました。  西村健太朗監督は、「思った以上に、結果を出してくれました。勝ててよかった。明日は、今日のような試合展開にはならないので、選手をサポートしてがんばります」と気持ちを引き締めていました。  チームはあす28日、決勝トーナメント進出をかけて、午前11時15分より神宮球場で東北楽天ゴールデンイーグルスジュニアと対戦します。

2回、川本選手が追加点となる適時打

4回2安打無失点と好投した先発・大橋選手

(ジャイアンツジュニアマネジャー・北之園隆生=読売巨人軍野球振興部)