長崎県長崎市で野球教室を開催

 長崎市長崎東公園運動場で、長崎市軟式野球連盟に所属する少年野球チーム小学1~5年生を対象に、ジャイアンツアカデミーのコーチ5人が25日、野球教室を開催しました。第1部は4チーム51名、第2部では3チーム28名の子ども達が参加してくれました。  低学年と高学年に分かれて、キャッチボールやノック、バッティングを行いました。低学年グループの守備では、短い距離でのトスキャッチをし、少し距離を取ってから上半身の使い方を覚えるドリルや、相手に足をまっすぐに踏み出して投げるための「踏み出しスロー」を練習してからノックを行いました。  高学年のグループには下半身の使い方や、腕の使い方を覚えるための「パワーポジション」、足を上げて3秒バランスを保ってから投げる「3秒バランス」と二種類のドリルをキャッチボールで練習してからノックを行いました。元気にノックを受けている姿が印象的でした。  バッティングでは、全学年に「➀テイクバック、➁インパクト、③フィニッシュ」この三つを伝えて、遠くへ飛ばせるよう練習しました。フェンスまでボールが届くとホームランを打てたと喜んでいる子どもたちの声がたくさん聞こえました。  野球教室の最後には、内野ゴロをファーストに送球をしてアウトを取る「フォースアウトゲーム」を行いました。はじめる前に子どもたちにどんな送球をすればアウトが取れるか聞いてみました。ほぼ全員が「相手の胸に捕りやすいボールを投げる」と答えてくれました。捕りやすいボールを投げること、慌てずにボールを捕ることこの二つを意識して守備につくよう伝えました。低学年は、ファーストまで距離が長いショートからアウトを取ることが難しく、同じチームの子がアウトを取れた時には、全員で喜んでいる姿が見られました。  野球教室の最後には、西村コーチから「4月に長崎県でジャイアンツの試合があります。プロの試合を間近でみて学べることもあると思うので是非観に行ってください。」と講評を述べました。 (黒澤和コーチ)

ゴロ捕球の姿勢を確認

ゴロ捕球の姿勢を確認

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キャッチボール
フォースアウトゲーム