3月4日国立市の谷保第三公園で、公益財団法人くにたち文化・スポーツ振興財団主催の「国立市親子野球教室」が開催され、ジャイアンツアカデミーコーチ６名が指導しました。また、地元の少年野球チームの国立ヤングスワローズ、国立シャークス、国立クラブのコーチの皆さんに練習のサポートをしていただきました。 　第1部では未就学児（年少～年長）23組、第2部では小学校1、2年生34組の親子が参加し、ジャイアンツアカデミーで行っている「打つ」、「投げる」、「捕る」の各練習と簡単な試合を行いました。 　打つ練習ではバットの正しい持ち方を説明し、バットを横に振る「ぶんぶん体操」、腰を回して打つ「くるっと体操」を行った後に、保護者が投げたボールを打ちました。はじめは当たりやすいようにラケットを使い、慣れたらバットに挑戦してもらいましたが、ホームラン性の打球も多く飛ぶようになり、短時間でも上達が感じられました。 　親子キャッチボールでは、まずゴロの捕り方を指導し、20秒で10回転がし合うという課題は全員がクリア。次に、両手を広げてボールを頭付近に上げてから投げる「くるっとスロー」を行い、「とんとんくるっ」のかけ声でやさしく上手に投げられるようになりました。 　試合では打った後、守備チームがアウト！と言うまでに進んだベースの数で得点を競う「キャッチ＆ラン」を行いました。練習の成果を発揮し、遠くまで打ったり、上手にゴロを捕ったり、ナイスプレーの連続で、応援の保護者からも歓声が沸きました。 　閉会式で「楽しかったですか」とコーチが聞くと、全員が元気に手を挙げて「はい！」と答えてくれました。そして、「もう1回打ちたい！」「もっと試合をしたい！」「もっとやりたいからおうちの人とキャッチボールしてくるね！」など、たくさんの声が聞かれました。 　今回のイベントをきっかけに少しでも野球に興味を持っていただければ幸いです。