吉川尚輝選手「吉川尚輝チャイルドドリームプロジェクト」

 吉川尚輝選手は「吉川尚輝チャイルドドリームプロジェクト」と銘打ち、今シーズンも成績に応じた金額を認定NPO法人フローレンスに支援金として贈ります。  2022年は「得点数と盗塁数」をもとに80万円を贈呈しました。現在、日本の子供の7人に1人が、相対的貧困の状態にあるとされており、ひとり親家庭に限ると、2人に1人が相対的貧困の状態にあるといわれています。吉川選手は、そのような環境に置かれた子供たちにも夢を持って生きてほしいという思いから、プロジェクトを立ち上げました。支援金は、フローレンスが行う「こども宅食」事業の活動に充てられる予定です。こども宅食事業とは、経済的な困難を抱える家庭に、食料品や日用品などを無料で届け、継続的なコミュニケーションをとることで、その家庭と関係を築き、必要な支援につなげる事業です。 ◇吉川選手のコメント 「小中学校のときに家庭の事情で野球を諦めなくてはいけない人たちをたくさん見てきました。もしその子が野球を続けていたらプロ野球選手になっていたかもしれないと思うと、本当に心が痛みます。一人でも多くのお子さんが夢に向かって頑張ってほしいなと思いますし、自分の成績で寄付金額も変わってくるので、責任を持ってしっかり頑張りたいです」 ◇認定NPO法人フローレンス フローレンスは、孤独な子育てや、こどもの虐待を防ぐ活動、経済的に困難を抱える家庭やひとり親家庭への支援など、親子に関わる社会課題の解決に取り組む認定NPO法人です。