麻布運動場リニューアルイベント親子野球教室開催

 2008年からスクールを開催している港区麻布運動場は、昨年度工事が行われ、とてもきれいな人工芝のグラウンドに生まれ変わりました。それを記念して7月15日に、「麻布運動場リニューアルイベント親子野球教室」が開催され、第1部は小学生33組、第2部は幼児33組、計66組の親子が参加しました。  打つ練習では、バットの持ち方、手を合わせて両腕を横に振る「ぶんぶん体操」、腰を回す「くるっと体操」を行い、打ち方を確認した後、保護者がトスするボールを実際に打ってみました。最初は、バットよりも簡単に当てることができるテニスラケットを使い、タイミングやボールを飛ばす感覚をつかんでもらいました。その後、バットを使っても上手に打つことができる子が多く、驚きの声が上がりました。  親子キャッチボールでは、足を横に開き、お尻を膝と同じ高さまで下げ、縦に開いた手でパクっと捕るゴロの捕り方を紹介。次に、両手を広げ、ボールを持っている方の手の甲を頭に二回「とんとん」とあてた後、腰を「くるっ」と回して投げる「くるっとスロー」を行いました。投げる練習の最後には遠投も行い、空へ向けた前の手を追い越すように上へ、遠くに投げる方法を紹介しました。  第1部、第2部とも、最後はお楽しみの試合です。小学生は、守備チームが捕ったボールを、ホームにいるコーチに投げ返すまでに到達した塁数を競う「バックホームゲーム」、幼児はボールを捕った守備チームが全員集まって「アウト!」と言うまでに到達した塁数を競う「キャッチ&ラン」を行いました。どちらも踏んだベースの数が得点になるため、たくさん点を取ることができて親子で盛り上がっている様子が見られました。  暑い中でしたが、帰り際に「楽しかった!」「もっと野球やってみたい!」という感想を伝えに来てくれる子どもたちが多く、楽しいイベントになったようです。今回のイベントをきっかけに、少しでも野球の楽しさを感じ、興味をもっていただけたら幸いです。