WCBF福島わくわく野球教室

 9月9日(土)、10日(日)の2日間、福島県矢吹町の未来くるやぶきで、「WCBF福島わくわく野球教室」が開催され、矢吹町出身の読売巨人軍OBである中畑清さん(WCBF評議員)とジャイアンツアカデミーコーチ6名が指導しました(WCBF:一般財団法人世界少年野球推進財団)。今回は未就学児の親子を対象に2日間で合計3部行い、ジャイアンツアカデミーで行っている「打つ」「投げる」「捕る」の練習と簡単な試合を行いました。  打つ練習ではバットの握り方を説明し、バットを横に振るための「ぶんぶん体操」、腰を回して打つための「くるっと体操」を行った後、保護者が投げたボールを打ちました。はじめは難しそうでしたが、段々とバットに当たる打球が多くなり「ホームラン!」と、たくさんの声が聞こえてきました。  2人一組で行う親子キャッチボールでは、「足はパー、お尻半分」とゴロの捕り方を指導しました。20秒で8回を転がし合うというチャレンジでは見事、全員がクリア。次に、両手を広げて頭の後ろに手の甲を2回当ててから投げる「くるっとスロー」を行い、「とんとんくるっ!」のかけ声で上手に投げられるようになりました。  試合では打った後、守備チームがアウト!と言うまでに進んだベースの数で得点を競う「キャッチ&ラン」を行いました。初めて試合をする子どもばかりでしたが、遠くまで打ったり、一生懸命走ったり、上手にゴロを撮ったりと、楽しみながら野球をする姿がとても印象的でした。    試合が終わったあとも「もう終わりなの?」「また、バッティングしたい!」「キャッチボールをしたい!」という言葉が続出。野球への興味、意欲の高まりを感じることができました。  また、最後には昨年まで現役でプレーしていた井納コーチがピッチングを行い、子どものみならず保護者の方々からも歓声が沸きました。  閉会式では「今回の野球教室のように楽しんでこれからも野球をして欲しい」という中畑さんの講評を、子ども達は目を輝かせながら聞いていました。  今回のイベントをきっかけに野球への興味や身体を動かすことの楽しさを感じて頂けたら嬉しく思います。