みなかみ町野球教室

 10月1日、利根商業高等学校屋内練習場で、みなかみ町観光協会主催の「みなかみ町野球教室」が開催され、ジャイアンツアカデミーコーチ6名が指導しました。第1部は少年野球2チーム、第2部は中学校野球部2チーム、計42名が参加し、守備とバッティングの基礎を教わりました。  最初は守備。まずキャッチボールの基本から行いました。スクールでも行っている、一番力が入り軸もぶれない『パワーポジション』の形や、軸足だけで3秒立ってから投げる『3秒バランス』という練習方法を紹介し、キャッチボールの大切さを全員で再認識しました。 キャッチボールの後は、内野と外野それぞれのゴロ捕球の姿勢の確認と、ゴロ捕球からのスムーズなスローイングを意識した縦ノックを行いました。レベルに応じてコーチがボールを転がし、一人ひとりに寄り添った指導を心掛けると、選手たちは真剣な眼差しでコーチの話を聞いてくれていました。  バッティングでは、ティー台を使用した練習を行いました。バットの軌道を平行にして打つ『上半身打ち』という練習や、バッティングで意識したい3つのポイント(テイクバック、インパクト、フィニッシュ)を改めて見直し、丁寧かつ力強くバットを振り、一球一球集中したバッティング練習が行われました。また、バッティング練習の合間に、選手たちがコーチに色々な質問をしている様子が見られ、積極的にコミュニケーションをとっている姿がとても印象的でした。  朝から雨が降っていたため、室内練習場での開催となってしまいましたが、小学生、中学生ともに大きな声が出ていて、元気に参加してくれたおかげでコーチたちも有意義な時間を過ごすことができました。今回の野球教室で学んだことを、チームでの練習や試合で生かしてもらえたら嬉しいです。 野球教室を開催するにあたってご尽力いただきました、みなかみ町関係者の皆様、ありがとうございました。