立川市ちびっこ野球教室

 7月2日立川公園野球場で、「立川市 ちびっこ野球教室」が開催され、ジャイアンツアカデミーコーチ6名が指導しました。1部には立川市少年野球連盟に所属する小学2、3年生約70名が、2部には未就学児(年長)~小学3年生の親子50組が参加してくれました。  1部では、「打つ」「投げる」「捕る」の3つのグループに分かれて練習を行いました。  「打つ」練習では、上半身の使い方やテイクバック、インパクト、フィニッシュの各ポイントを伝え、ティー台を使ってバッティング練習をしました。遠くに飛ばせている子が多く、喜んでいる姿がとても印象的でした。  「捕る」ではバウンドキャッチを行い、ボールが落ちてくるところで捕球することを練習しました。コーチが指定したバウンドで捕球するチャレンジでは、練習したことを実践し全員がクリアすることができました。  「投げる」練習では、ボールの握り方やパワーポジションを伝え、ネットスローを行いました。子供たちからは「速い球が投げられるようになった」など喜びの声も聞こえてきて、楽しく取り組めていたようです。  未経験者向けの2部では、「打つ」「投げる」「捕る」の練習を行った後に簡単な試合を行いました。  「打つ」ではバットの正しい持ち方から、バットを横に振る「ぶんぶん体操」、「くるっと体操」で腰を回して打つ動作を練習した後に、ティー台を使って実際にボールを打ってもらいました。最初は中々ボールに当たらない子もいましたが、だんだんと慣れてきて上手に打てるようになり、短い時間の中でも上達ぶりが感じられました。  「投げる」の親子キャッチボールでは、「足はパー、お尻半分」とゴロの捕り方から指導。20秒以内に10回転がしあうチャレンジでは、全員がクリアすることができました。次に投げ方を指導。両手を広げ頭の後ろにボールを持った手の甲を2回当ててから投げる「くるっとスロー」を行い、「とんとんくるっ」のかけ声で上手に投げられるようになりました。    2部の後半に行った試合では、未就学児(年長)は「キャッチ&ラン」、小学生は「バックホームゲーム」をそれぞれ楽しみました。「キャッチ&ラン」は、打ったボールを捕球し守備チーム全員がボールのところに集まり「アウト!」とコールするまでに、どのベースまで打者がたどり着けたかで点数を競う内容です。「バックホームゲーム」は守備チームが捕ったボールをホームベースのコーチに投げ返すまでに、どのベースまで打者がたどり着けたかで点数を競います。どちらのゲームも練習の成果を発揮し、遠くまで打ったり、上手にゴロを捕ってコーチまで投げ返したりと未就学児(年長)、小学生すべての試合会場で盛り上がっている様子が見られました。  閉会式でコーチが「楽しかったですか?」と聞くと、全員が元気に「はい!」と答えてくれました。そして、「まだ試合したい!」「ホームランたくさん打ちたい!」「今日おうちでパパとキャッチボールする」など講師陣が嬉しくなる声がたくさん聞かれました。今回の野球教室をきっかけに、野球に興味を持ってこれからも楽しんで頂けたら嬉しく思います。