監督あいさつ/チームコンセプト

片岡 保幸 監督あいさつ

この度、ジャイアンツ U15 ジュニアユースの監督を務めることになりました片岡保幸です。 このチームでは3つの目標を掲げています。  ▷従来の手法にこだわらない新たなチャレンジを重ねながら、将来的に日本を代表する野球選手の養成を目指す  ▷社会に貢献するリーダーシップを兼ね備えた人材の輩出を目指す  ▷将来に可能性ある世代を対象にしたアスリート育成メソッドの開発に努め、その成果を球界およびスポーツ界全体に還元する どれか1つではなく3つの達成を目指すんだ!という思いを「G3ビジョン(トリプルゴールビジョン)」という言葉に込めました。 私の現役生活を振り返ると、プロ野球の13年間はケガの連続でした。中高生の年代から故障予防やコンディショニングの知識を持って取り組めていたら、また違った野球人生があったのではないか?と思うことがありました。そして同じような理由で野球を辞めてしまう子どもが多くいる現状に心を痛めていました。せっかくならポテンシャルを100%引き出せるまで競技を続けて欲しいですし、勝つ喜び、成長する喜びの中にある野球の真の魅力をもっと多くの子どもたちに味わって欲しいと思っていました。 チーム創設のタイミングで指導に携われることは、私を育ててくれた野球界に恩返しできるチャンス。新たな挑戦の機会に非常にワクワクしています。 特に中学生年代は心身の成長が著しい時期です。指導者が発育発達の段階に合わせたトレーニングを組み故障予防に努めるだけでなく、選手自身もアスリートとして必要な思考や習慣を身に付け、自ら行動できるようにならなければいけません。選手と一緒になって汗をかき、勝つことの喜び、成長することの喜びを分かち合いたいと思います。そして野球の楽しさを追求していきたいと思います。 このチームから野球界のリーダー、社会のリーダーを輩出するのが私の夢です。そんな夢に挑戦したいという選手に会える日を楽しみにしています。

チームコンセプト

【チームが目指すもの】

巨人軍が初めて創設する中学生世代のチームが「ジャイアンツ U15 ジュニアユース」です。 このチームでは全ての活動を通じ「ユーススポーツの新しい価値創造に挑み、野球の真の魅力を世界に発信する」ことを目指します。

「発育発達の理解」、「スポーツ科学の導入」、「効果的なトレーニングの実施と育成の進捗管理」こうしたアプローチから、既存のシステムで埋もれていたタレントの発掘、またケガによるタレントの競技離脱防止につなげ野球界全体の競技レベル向上と発展につなげることを目指します。

【G3ビジョン概略】

チームの活動を通じ目指す「G3ビジョン(トリプルゴールビジョン)」の概略図は以下の通りです。

指導者と選手がともに学び成長する、フラットな関係性が原則です。活動の中で選手が「どうすれば上手くなれるのか?/試合に勝てるのか?」と疑問を抱くことを大切にし、挑戦・探求の姿勢を育みます。思考の習慣化をベースに、必要な知識を提供し、その知識を正しく選択し行動につなげられるようにサポートします。 また、野球という競技の特性を通じ養われるマナーや他者への思いやりなど、大事にしたいフレーズは「VALUE(大切にする価値観)」にちりばめています。