『TOKYO GIANTS TOWN』新GIANTS球場 本日起工式開催

2023.7.6

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 読売新聞東京本社、読売巨人軍、よみうりランドの3社は6日、東京都稲城市のよみうりランド遊園地に隣接するエリアで計画している「TOKYO GIANTS TOWN」(東京ジャイアンツタウン)の中核となる新GIANTS球場の起工式を執り行いました。

起工式で鍬入れを行う(左から)山口社長、村岡社長、今村社長、溝口社長

 起工式には、読売新聞グループ本社代表取締役社長で、読売巨人軍取締役オーナーの山口寿一、読売新聞東京本社代表取締役社長の村岡彰敏、読売巨人軍代表取締役社長の今村司、よみうりランド代表取締役社長の溝口烈らが出席し、工事の安全を祈念しました。    山口社長は、「この球場をかつての多摩川グラウンドのように、地域のみなさまから親しまれる球場にしていきたい。多摩川グラウンドと違うのは、近くによみうりランドの遊園地があり、植物園があり、ゴルフ場があり、温浴施設があることです。そこに南山の水族館と新球場を加えて、この地域ににぎわいをもたらし、みなさまに愛される『東京ジャイアンツタウン』にしていきたい」と述べました。  また、来賓として出席した稲城市の髙橋勝浩市長は、「スポーツとエンターテイメントが溶け込み、地域一帯が賑わいを創出するまちへと躍進するという構想は、緑につつまれ友愛に満ちた市民のまちを目指す稲城市のまちづくりの方向性と軌(き)を一(いつ)にするもの。関係各位と連携し、活力の溢れる賑わいのあるまちづくりを進めていく」と新GIANTS球場の完成に期待を寄せました。    本球場は本年7月に着工、2024年12月竣工、25年3月開業予定です。

■新GIANTS球場の概要

 国内で初めてとなる水族館一体型の野球場で、イースタン・リーグ公式戦と読売ジャイアンツの練習に活用するとともに、貸し球場としても大学・社会人、女子野球、高校野球の予選など様々なニーズに対応します。かつての多摩川グラウンドのように選手とファンの距離が近く、開放感のある芝生の外野席やカウンター席なども備えます。  敷地の外からでもスタンドの賑わいを感じることができる設計にしており、試合や貸し出しのない日は場内を1周できるコンコースを一般に開放し、水族館のお客様だけでなく、近隣にお住まいの方々が気軽に立ち寄ることができる公園のような憩いの場とします。サブグラウンドは付近の幼稚園、保育園の散歩コースや運動会、お祭りやイベントなどコミュニティ形成の場としても活用する予定です。将来は、球団が子供たちに野球を指導する「ジャイアンツアカデミー」の拠点の一つとし、野球を通じた子供たちの健全育成に貢献していきたいと考えています。

多摩丘陵の緑に溶け込む「東京ジャイアンツタウン」の全景(イメージ)

〇オープン時期 2025年3月(予定) 〇施設規模 敷地面積 35,131㎡    建築面積 5,300㎡    建物全体の延べ面積 7,670㎡ 地上3階建て、鉄筋コンクリート造 一部鉄骨造 中堅122m、両翼100m、人工芝 LEDナイター照明 収容人数 約2,600席 サブグラウンド 4,800㎡、人工芝 〇設計 株式会社日建設計 〇施工 西武建設株式会社

パース コンコース
パース 外観