大会理念、スタッフ・選手紹介~ジャイアンツジュニア活動記➁

2023.10.18

野球大会・教室

 NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2023は、以下の3つを大会理念として掲げ、大会を開催します。今大会から「夢」という想いに、「成長・進歩」、「生き生きと輝く姿」が加わりました。

 NPB12球団ジュニアトーナメントでは、2020年から肩肘検診を実施し、肩肘のケガや異常の早期発見に努めています。また、2021年には球数制限を取り入れ、選手の障害予防に取り組んでいます。  2021年は12球団の監督が集まってフェアプレイ講習会が開催され、監督同士でディスカッションなどが行われました。22年には12球団のジュニア選手を対象にフェアプレイ会議を実施するなど、選手の未来につながる取り組みをしています。  ジャイアンツジュニアの首脳陣も、この大会理念を共通認識として大会に臨んでいきます。ケガをしたら、野球が続けられません。プロ野球でもケガでユニホームを脱いだ選手がたくさんいます。少しでも長く野球を楽しく続けてもらうほか、観戦している人たちに感動を与えられるプレーを心掛けていきます。

~スタッフ紹介~

 今年のジャイアンツジュニアでは、下記のスタッフで選手たちを指導をしていきます。 代表:高田誠(ジャイアンツアカデミー副校長)  ドラフト3位指名で1987年にジャイアンツに入団。92年にオリックスへ移籍。96年にはゴールデングラブ賞を受賞するなど捕手として活躍しました。その後、一軍バッテリーコーチや二軍監督などを務めました。 監督:西村健太朗(ジャイアンツアカデミーコーチ)  高校時代、4季連続甲子園出場し、3年春に全国制覇を達成。ドラフト2位指名を受けて2004年に入団。13年には42セーブを挙げ、最多セーブ投手のタイトルを獲得しました。 コーチ:辻東倫(ジャイアンツアカデミーコーチ)  ドラフト3位指名を受け13年入団。クライマックスシリーズで安打を放つなど活躍。19年からジャイアンツアカデミーのコーチとして子どもたちに指導しています。ジュニアの活動では、主に内野手を指導しています。 コーチ:笠井駿(ジャイアンツアカデミーコーチ)  武蔵府中リトルシニアから国士舘高、東北福祉大でプレーし、育成ドラフト3位指名を受け18年に入団。身体能力が高く、走攻守で期待された。21年からジャイアンツアカデミーのコーチを務めています。       西村監督は「選手たちが成長できるようにサポートし、チーム一丸となって日本一を目指します。この活動を通してこの先の野球生活にプラスとなるようコミュニケーションをとりながらやっていきます」と意気込みを話しています。

~選手紹介~

 ジャイアンツジュニアの選手2名を紹介します。 ◆堀之内 拳(ほりのうち・げん) 背番号2  フェードカットがトレードマークの内野手。球際に強く、堅実な守備が魅力な選手です。小柄ながらも力負けすることなく、鋭い打球を打ち返すパンチ力も備えています。攻守ともにチームを牽引し、大会ではキーマンになる選手と言えるでしょう。  「ヒットを1本でも多く打ち、チームの勝利に貢献します。守備でも積極的にプレーしていきます」

二塁打を放った堀之内選手

◆薄田 翔太(うすだ・しょうた) 背番号5  パワフルな打撃で、力負けしないフィジカルを持った選手。パンチ力のある打撃で、チームに貢献します。素早い動きで安定した守備も魅力。大会では一打で流れを変え、チームを勝利に導いてくれることでしょう。  「チームを打撃でも守備でも盛り上げていきたい。みんなで楽しんで最後は優勝したいです」

軽快な守りを見せる薄田選手