読売巨人軍は球団創設90周年最初の事業として、2024年1月に読売ジャイアンツ女子チームを中米・ニカラグアに派遣します。JICA（独立行政法人国際協力機構）と巨人軍の連携協力協定に基づく活動の一環で、NPB球団が運営する女子チームの単独海外派遣は初の取り組みとなります。 　ニカラグアでは野球が国技とされる人気のスポーツで、男子のWBSC世界ランキングは20位、今春のWBCに初出場を果たすなど知られざる実力国です。2017年にはJICA青年海外協力隊員の取り組みから、女子リーグが発足するなど発展を遂げています。 　読売ジャイアンツ女子チームでは、世界中の野球仲間と共に女子野球の魅力を発信し、社会の認知を広めていきたいという思いから現地に赴き、直接交流を図ることになりました。 　現地ではニカラグア女子代表チームや、同国女子リーグ優勝チームと交流試合を行うほか、野球アカデミー所属の選手への技術指導を通じ、女子野球の国際的な普及につなげます。

〇日程：24年1月6日（土）～13日（土）　※現地滞在は11日までの6日間 〇派遣：女子チーム選手13名（小野寺佳奈、清水美佑、吉安清、澤田百華、金満梨々那、長田朱也香、東ここあ、真砂寧々、森﨑杏、田中美羽、原田由真、相見菜月、大沼咲貴）、佐藤弘祐コーチ、球団スタッフ 計21名 〇内容： １）交流試合　①対ニカラグア女子代表　／　②対ニカラグア女子リーグ優勝チーム ２）実技指導　①ニカラグア女子代表選手向け　／　②小学生向け（野球、Baseball５） ３）表敬訪問　①在ニカラグア日本大使館　／　②ニカラグアスポーツ庁、野球連盟

　今年５月にはニカラグア女子代表チームの選手やコーチが来日して、読売ジャイアンツ女子チームの宮本監督や選手らと交流しました。