東京ドーム開催の試合前に行われるイベント「ジャイアンツスクエア」（Gスクエア）が29日、開幕戦が始まる直前のドーム前広場で、今季もスタートしました。Gスクエアは通常、休日の試合前に行っていますが、この日は開幕戦に合わせた特別仕様です。リニューアルされた大型ビジョンを通じて阿部慎之助監督がVTR出演し、プレーボール直前の雰囲気を盛り上げました。 　今季最初のGスクエアを見学しようと、22番ゲート前広場には、約500人が集まりました。リニューアルされた大型曲面ビジョンは、縦6m・横14mの大迫力。そこに阿部監督の顔が映し出されると会場全体がどよめき、阿部監督が「今年は『新風』をスローガンに、新風を巻き起こしますので、楽しんでください」と呼びかけると、大きな拍手がわき起こりました。 　ステージには、新メンバー13人が加わったヴィーナスのメンバー22人全員が元気良く登場し、ジャビットファミリーも勢ぞろいしました。ステージの最後は、球団歌「闘魂こめて」に合わせ、ヴィーナスとジャビットが、キレのあるダンスを披露して締めくくりました。

　両親らと観戦に訪れ、Gスクエアを楽しんだ川崎市の公務員・中山隆矢さん（41）は「若手選手に期待している。門脇選手や佐々木選手、増田陸選手、そして岡本キャプテン！」と熱く語りました。 　Gスクエアは、巨人戦が行われる土日祝日に中心に、東京ドーム22番ゲート広場前で実施します。今季は、大型曲面ビジョンを使って、見学者が楽しめる演出をお届けします。