府中市民球場で府中市と協働協定締結式「女子野球チームをここから全国に発信」

2022.6.3

インフォメーション

 府中市と読売巨人軍とのスポーツ振興に関する協働協定の締結式が3日、東京都府中市の府中市民球場で行われました。同市は都内の自治体では初めて全日本女子野球連盟の「女子野球タウン」に認定されており、巨人軍も女子硬式野球チームを創設し、2023年からチームとしての活動を本格化させます。巨人軍と府中市は、野球教室の実施や地域イベントへの参加などを通じて、女子野球をはじめとするスポーツの振興や地域の活性化に取り組んでいきます。

 締結式で府中市の高野律雄市長は「女子野球チームの皆さんと、市内各所で色々な活動ができ、府中市民が熱い応援をできる。ともに頑張っていく礎ができた」と期待を述べました。それを受けて巨人軍の今村司・代表取締役社長は「女子選手がこの府中市民球場で皆さまの愛情をかけていただき、大きく花を咲かせていきたい」と話し、宮本和知・社長付アドバイザーは「この球場は私が巨人軍に入団したころ、二軍の開幕戦を行った。女子野球チームを、ここから全国に発信していきたい」と意気込みを述べました。  また、府中市の女子野球タウン認定調印式も同時に行われ、全日本女子野球連盟の山田博子代表理事は「ジャイアンツの女子チームが活動することで、府中市が女子野球選手にとってあこがれの地になるかも」と話しました。

左から山田代表理事、高野市長、今村社長、宮本アドバイザー
協定にサインする(左から)高野市長と今村社長
始球式も行われました