読売ジャイアンツ女子チームによる八丈島での野球体験会開催について

2022.12.12

女子野球

 読売ジャイアンツの女子硬式野球チームは12日、東京都・八丈島の八丈町立三原小学校で野球体験会を開催しました。キャプテンの金満梨々那(かねみつ・りりな)をはじめ、山下陽夏(やました・はるか)、吉安清(よしやす・せい)、島野愛友利(しまの・あゆり)の4選手が約2時間、1年生から6年生までの全校児童54人にキャッチボールやバッティングなどを指導し、一緒にミニゲームを楽しみました。

 今回の取り組みは、コロナ禍で行事が制限されてきた学校に、東京都教育委員会がスポーツや芸術鑑賞など様々な体験の場を設ける「子供を笑顔にするプロジェクト」の一環です。  この日の八丈島は、雨の影響で校庭は使用できませんでしたが、学校の体育館で体験会を開催しました。4選手は、ジャイアンツが都内各地で運営している子供向け野球スクール「ジャイアンツアカデミー」のコーチを務めており、柔らかいボールとバットを使って、手本を見せたり、やさしくトスをしたりして、野球の基本を教えました。  体験会終了後、ジャイアンツの「橙魂レプリカユニホーム」と、読売巨人軍サポーティングカンパニーのコナミデジタルエンタテインメントが提供したノートとえんぴつが全児童にプレゼントされました。    6年生の平石壱護くんは「とても楽しかった。教わったことを次のティーボールの授業でも生かしたい」と話し、石澤克紀副校長も「子供たちはボール遊びをできる場所が限られ、投げる動作をしなくなって投げる力が落ちてきているので、楽しみながら基本的な動作を学ぶことができたのがとてもよかった」と話していました。  女子チームは13日に青ヶ島に移動して、島内の小中学生を対象に野球体験会を行う予定です。

児童にボールの投げ方を教える島野選手
児童にバッティングの手本を見せる金満選手
バッティング練習をする児童にボールをトスする金満選手
体験会終了後、橙魂レプリカユニホームを着て記念撮影した児童と女子選手ら