人命救助で感謝状の会田コーチ「みんながAEDや心肺蘇生法が出来るように」

2020.7.6

チーム

 先月28日に自動体外式除細動器(AED)を使って人命救助した会田有志・三軍投手コーチに6日、東京消防庁より消防総監感謝状が贈られました。  会田コーチは先月28日夜、東京都中央区の都営新宿線馬喰横山駅構内で、エスカレーターから転げ落ちて心肺停止に陥った男性(71歳)を、周囲の人と協力しながら胸骨圧迫による心肺蘇生法やAEDを使って電気ショックを行ったところ、男性は意識を回復しました。  管轄の日本橋消防署で行われた贈呈式では、同署の辻誠治署長から「適切な判断と行動で応急救助をされたため救命することができ、改めて感謝申し上げます」と感謝状を渡されました。会田コーチは「AEDと言われると難しいと感じる人が多いかもしれませんが、実際に使ってみると機器の音声で指示をしてくれて、医療従事者ではなくても使う事ができます。大切な人の命を救うためには、(だれもが)AEDや心肺蘇生法が出来るようにならないといけないという気持ちになっていただければ。自分でも救える命があると思ってほしいです」と訴えました。

日本橋消防署で感謝状を受け取る会田コーチ
辻署長らと記念撮影
カメラマンの求めに応じ、消防車両の前でポーズ