熊本でアカデミーが復興支援野球教室

2016.07.30

 読売巨人軍の社会貢献活動「G hands」の一環で、ジャイアンツアカデミーと九州ベースボールアカデミーのコーチ陣による「熊本復興支援野球教室」が30日、熊本県熊本市内で開催されました。

 この催しは熊本地震からの復興に「野球を通じて少しでも貢献したい」と被災した子どもたちを対象に企画したものです。県内の少年野球チームに所属する小学生48人を、巨人軍元投手の河本育之・ジャイアンツアカデミーコーチや、巨人軍元外野手で九州ベースボールアカデミーの山本光将コーチら6人が指導にあたりました。

 この日は真夏の太陽が照りつけるなか、「投げる」と「打つ」のプログラムを中心に指導を行いましたが、参加した子どもたちはコーチのアドバイスに熱心に耳を傾け、練習に取り組んでいました。参加した西山慶志朗君(10歳)は「ひじの位置を高くすると速い球が投げられるようになると教えてもらいました」と笑顔で話してくれました。

 教室の最後には河本コーチが投手役を担い、選手代表の25人との1打席限りの真剣勝負を行いましたが、仲間たちからの声援むなしく河本コーチの完勝。プロ野球通算500登板投手のボールに子ども達はバットに当てることが精一杯でした。

 河本コーチは「(熊本の現状を見て)最初はどう接していいのかと思っていたけれど、子どもたちの元気な姿を見て安心しました。それでもまだまだ避難所や仮設住宅での生活を余儀なくされている子がいるそうです。震災から3か月が過ぎましたが、このような催しを継続的に行って行くことが大切だと思います」と話していました。