「野球は楽しい」 原点を思い出させてくれた子どもたち
エクアドルで5日目。今回でこの連載も最終回です。最終日は、2日間指導したポルトビエホの子どもたちのチームと、エクアドル駐在のJICA隊員チームとの試合を行いました。
JICA隊員の皆さんは、試合のためにわざわざ駆けつけてくれました。私はJICA隊員チームで野手として出場。肩が痛くて投げることができないのです…。 子どもたちは普段なかなかアウトが取れないらしいですが、アウトを取ったりファインプレーをしたりと、とても楽しみながらやっているのを見てうれしくなりました。炎天下の中、一生懸命にボールを追う姿に心を打たれました。 試合は乱打戦の末、12対11で子どもたちが勝利! 「アウトを取ったり得点をしたりすることができてとても楽しかった」などと喜んでいました。
最後は両チームで記念写真を撮りました。 エクアドルに来て最初の2日間はそれぞれ違う子どもたちを短時間指導し、残り3日間は同じ子どもたちと連日接することになりました。同じ子どもたちを続けて教える方が、成長を感じることができ、練習内容も決めやすかったです。 子どもたちが「うまくなりたい」と、日を重ねるごとにやる気を増していることも感じられ、エクアドルまで来て良かったと思いました。 名残惜しさを感じながら空港へ行くと、まさかの飛行機遅延で4時間半近く遅れて出発。飛行機運だけはとことんありませんでした…(笑) ご愛読いただいたみなさん、ありがとうございました。