松田宣浩選手が引退会見、サプライズに熱男が涙!

2023.9.28

チーム

 松田宣浩選手(40歳)の記者会見が28日、東京ドームホテルで行われ、ソフトバンク17年、巨人1年の計18年間プレーした熱男が引退を表明しました。最後にはチームを代表して坂本勇人選手とソフトバンク時代にともに戦った内川聖一氏が駆け付け花束を贈呈しました。  引退を決意した理由について「戦力として考えてもらっていた中で、一軍でプレーしても結果を出すことができなかったことです。二回目の二軍降格になった夜に妻に引退への思いを打ち明けました。原監督には、横浜3連戦の最終戦(9月26日)終了後に正式にお伝えしました」と決断したいきさつを話しました。    現役18年間の思いについては「プロ野球生活は私にとって夢のような時間でした。(点数を付けるなら)100熱男です」と松田節で会場を沸かせました。続いて「ファンの皆さんあってのプロ野球選手ですし、ファンの皆さんの声援や支えでやってくることができました。ホークス17年間良いことも悪いことも経験してプロ野球で結果を出すことができました。17年間がなければこうやって40歳までプレーすることができなかったので本当に感謝しています」と述べ、「小さい時から家族みんなジャイアンツファンでした。最後に、、、」と言葉を詰まらせ、「最後にジャイアンツのユニホームを着て野球生活を終えることができて良かったと思います」と堪えながら話しました。

18年間夢のような時間でした
涙を堪える松田選手
引退記念特別熱男ポーズ

 会見の最後には、WBCで二度日本代表を背負った坂本勇人選手と、2011年から9年間ソフトバンクでともに汗を流した内川聖一氏がサプライズで登場しました。突然の登場に松田宣浩選手は堪えきれずに涙を流しました。坂本選手は「マッチさん18年間お疲れ様でした。マッチさんの熱男魂を引き継いで頑張りますので、これからの野球界のために力を貸してください」と話し、内川氏は「ホークスで一緒に勝つ喜びや負ける悔しさを味わいました。グラウンドとグラウンド外のマッチのギャップを知って、松田宣浩の人間性が大好きだと思いながらプレーしていました。共に引退しましたので話をしながら野球界にできることをやっていきましょう」と言葉を贈りました。  松田選手は中京高、亜細亜大を経て2005年大学生・社会人ドラフト希望枠でソフトバンクに入団、2023年に巨人へ移籍しました。1921試合出場し、打率.265、301本塁打、991打点の記録を残しました。

坂本選手の登場に涙を流す松田選手
内川氏も駆けつけて豪華な三人の記念撮影
まさかの3人熱男ポーズ。三者三様です。