菅野投手が介助犬育成普及への支援金贈呈~「菅野基金」設立~

2015.12.3

チーム

菅野智之投手が3日、介助犬の育成普及に向けた支援金を、社会福祉法人「日本介助犬協会」の橋本久美子会長に贈呈しました。様々な慈善活動に参加している中で、介助犬の実働数が74頭(11月1日現在)しかいない事実と、世間での介助犬に関する認知度が低いという現状を知り、今回の支援に至りました。  東京・大手町の球団事務所で行われた贈呈式には、ジャイアンツを長年応援し、今シーズンも3回東京ドームに駆け付けていただいている、介助犬ユーザーの石井さん夫妻と介助犬「クウ」も参加しました。石井さん夫妻からは「来年もぜひ、東京ドームに応援に行きたい。菅野投手には来年も頑張ってもらいたい」とエールをもらいました。  菅野投手は「介助犬の現状を知り、今回支援をすることに決めました。僕もあまりどういうものか知らなかったのですが、今年初めに橋本会長とお会いして話をする機会があり、興味深い内容でしたし、世間にも伝えていかないといけないなことだなと思いました。まだ自分もすべてを知っているわけではないので、勉強して役に立てるように努力していきます」と述べました。  菅野投手は、今回の支援をきっかけに「菅野基金」を設立し、今後も様々な社会貢献活動を行っていく予定です。 ※介助犬…手や足に障害のある方を手助けするために特別な訓練を受けた犬。介助犬は利用者の着替えを手伝ったり、落し物を拾ったり、日常生活の補助をしている。身体障害者補助犬法の成立によって、利用者と介助犬が飲食店や病院などで同伴できることになったが、日本介助犬協会によると、同伴を拒否されることも依然として多く、介助犬に関する世間の認知度アップが課題だという。  選手、球団職員、そしてファンの皆様が手を取り合って、より良い社会を目指すG handsプロジェクト。今後も様々な活動を展開していきます。活動内容は こちら

介助犬の現状を聞き、支援金を贈呈した菅野投手
「日本介助犬協会」の橋本会長に目録を贈呈
「僕ももっと勉強して役に立てるように努力していきます」と菅野投手