大竹投手が入団会見 背番号「17」を背負い「しあわせ」

2013.12.4

チーム

広島からフリーエージェント(FA)宣言し、巨人移籍が決まっていた大竹寛投手(30)が4日、東京・千代田区のホテルで記者会見し、新天地での活躍に決意を込めました。また、背番号は巨人歴代の名投手が背負ってきた「17」に決まり、ユニホーム姿を披露しました。  大竹投手は会見で「こうやって入団会見ができることを幸せに思います。優勝の力になれるように、自分の野球人生を歩んで行きたい」とあいさつ。入団を決めた理由について「埼玉で育ち、野球中継は巨人戦。初めてプロ野球を見たのも東京ドームだった。それが決め手だった」と明かしました。  会見に立ち会った原監督は「きょうを迎えられたということは、2014年度に向かって非常にいいスタート。相思相愛でジャイアンツを選んでくれたことは、監督としても心強い。巨人軍・大竹投手誕生ということに大変喜んでいる」と歓迎。原沢代表も「投手陣の整備はどの球団にとっても永遠のテーマ。来年のリーグ優勝、日本一奪回だけでなく、若い投手を育てる上でも、加入による波及効果は大きい。先発ローテの一角を担ってほしい」と期待を寄せていました。  そして、原監督から背番号「17」のユニホームを手渡されると、この日一番の笑顔を見せました。槙原寛己氏や高橋尚成氏ら歴代の主力投手がつけた番号を背負うことになり、「しあわせです」と一言。原監督から「15勝を期待したい」と言われると、「背番号くらい勝てるように頑張ります」と心強く答え、最後はグータッチで来季の活躍を誓い合いました。

原監督とグータッチする大竹投手
原監督の歓迎を受け、会見であいさつする大竹投手
巨人入団を心待ちにしていたように終始笑顔でした