「がんばろう石川デー」 能登半島地震の被災地支援活動

2024.4.29

チーム

社会貢献

 読売巨人軍と読売新聞社は、29日に東京ドームで行われたヤクルト戦を、石川県、テレビ金沢、東京ドームと協力して、能登半島地震の被災地支援を目的に、「がんばろう石川デー」として開催しました。

■募金活動

 試合前に、戸郷翔征、大勢、西舘勇陽、泉圭輔の4選手と球団マスコット「ジャビット」「ヴィーナス」が参加して募金活動を実施し、各ゲートに設置された募金箱分と合計して、50万3643円が集まりました。選手らは、募金をされた約600人の方々とハイタッチをして感謝の気持ちを伝えました。

■寄付活動

 石川県出身の泉選手が個人として寄付した50万円と、東京ドームが実施した募金活動および場内で販売した飲料収益の一部372万7275円を寄付いたします。 <泉圭輔投手コメント> 1日でも早く復興できるように、少しでも力になれたらと寄付することを決めました。僕にできることは限られていますが、東京ドームで投げる姿で皆さんを勇気づけられるように頑張ります。  募金と寄付で29日に集まった義援金は、総額473万918円となり、日本赤十字社指定の「令和6年能登半島地震義援金口座」へ送り、被災者の救援に役立てていただく予定です。 皆さまのご厚意に御礼申し上げます。

■贈呈式

 被災者への新たな支援策として、野球好きの少年・少女がこれからも野球を楽しんでほしいという願いを込めて、石川県内の学童野球全114チームに、軟式ボールを5ダースずつ贈呈します。試合前には、石川県学童野球チームを代表して来場された「輪島フェニックス」の子どもたちへ、戸郷投手から軟式ボール5ダースが贈呈されました。 <輪島フェニックス主将 松田和士君(11)コメント> 憧れの選手たちと同じグラウンドに立つことができ、とても嬉しいです。もらったボールはみんなで大切に使って、チームが大会で優勝できるように練習を一生懸命頑張ります。

■輪島市の小学生による始球式

 ジャイアンツのスターティングメンバーと一緒に守備位置につくイベント「オンユアマークス(始球式)」が行われ、輪島市の学童野球チーム「輪島フェニックス」の16人が参加しました。ピッチャーの大役は下口碧斗君(11)が務め、「心臓バクバクで緊張しながら投げました」と笑顔で話しました。

■その他

 球場で石川県の特産品や観光についてのPRなどの活動を行いました。