菅野、中川両投手が入院中の子どもたちとクリスマス会

2023.12.11

社会貢献

 読売巨人軍の社会貢献活動「G hands」の一環として、菅野智之、中川皓太の両投手が11日、東海大学医学部付属病院(神奈川県伊勢原市)を訪問し、入院中の子どもたち約20人とクリスマス会で交流しました。  菅野投手は、コロナ禍の影響で2019年12月以来となる4年ぶりの訪問。駐車場に到着するなり病棟を見上げながら「やっと来られましたね」と感慨深い表情を浮かべました。菅野投手と同じ東海大出身の後輩、中川投手は2回目で、「久しぶりに子どもたちと交流できるのが楽しみです」と話しました。  クリスマス会の冒頭、ユニホーム姿でジャビットとともに入場した菅野投手が「きょうは短い時間だけど、楽しみましょう」と声をかけると、子どもたちはこの日のために練習した合唱を披露しました。曲が変わると、今度は両投手がタンバリンとマラカスを持って一緒に演奏しました。中川投手は「みんな一生懸命練習してきましたね。とっても上手でした」と讃えました。  質問コーナーでは女子児童から「プロ野球選手で憧れる選手は」の問いに、菅野投手は「今は年齢も上がってきて、日本に憧れる選手はあまりいないけど、大谷選手は別格だよね。もう一ファンとして見ていますよ」と答えると、子どもたちから大きな笑い声が起こりました。また、小学4年生の男子児童から「何メートル投げられますか」と聞かれ、中川投手は、「110メートルくらい。努力を怠らなければ絶対に投げられるようになります」と話しました。  最後は、サンタクロースにふんした両投手が子どもたちにプレゼントを渡し、全員で記念写真を撮って、クリスマス会を締めくくりました。 ■菅野投手のコメント 「4年ぶりの訪問でしたが、何度訪問しても、僕の方が子どもたちから力を貰っている感じです。みんな辛い治療を続けている子どもたちばかりでしたが、元気に僕らを歓待してくれて本当に嬉しかったです。引退するまでは必ず会いに来たいと思っていますし、来年こそ優勝して、病院を訪れます」 ■中川投手のコメント 「2回目の訪問でしたが、前回よりも盛り上がったと思います。治療がある中で、この日のために合唱や演奏をたくさん練習してくれたと思うと本当に感動しました。また来年も必ず訪れたいと思います」

子どもたちにプレゼントを渡す菅野サンタ
中川サンタからもプレゼントが
子どもたちからの質問に答える(右から)菅野・中川両投手
4年ぶり訪問の感想を述べる菅野投手

 選手、球団職員、そしてファンの皆様が手を取り合って、より良い社会を目指すG handsプロジェクト。今後も様々な活動を展開していきます。