読売巨人軍は25、26日の両日、三軍キャンプを行っている高城運動公園野球場で、子供たちを対象にファンサービスや野球教室を行いました。 　ファンサービスイベントでは、練習見学ツアーと称して、選手たちがウォーミングアップする際に一緒に体を動かしたり、間近で投球練習や打撃練習を見学しました。参加した子どもたちは「こんなにプロ野球選手は投げる球が速いんだ」と驚きの声もあげていました。 　地元少年団に所属する小学6年生約40人を対象に行った野球教室では、三軍の駒田徳広監督、小笠原道大打撃コーチ、杉内俊哉、矢貫俊之両投手コーチ、脇谷亮太内野守備コーチ、金城龍彦外野守備兼走塁コーチ、市川友也バッテリーコーチが講師を務め、野球の楽しさと上達するポイントを分かりやすく伝えていました。 　また、高卒2年目までの選手たちもサポーターとして参加し、キャッチボールや守備での捕球のお手本を見せました。 　全員で行った打撃練習は、ティーバッティングとロングティーの2班に分かれ実施。子どもたちは、監督・コーチ、選手が伝えるワンポイントアドバイスに熱心に耳を傾けながら、力いっぱいスイングしていました。 　閉会式で駒田監督は「初めて教えられたりする事は難しく感じるけれど、一歩踏み出してチャレンジすることが上達への近道だと思います」と子どもたちに伝えました。参加した子どもたちは「ボールの握りとひじの使い方を学んで、良いボールが投げられた」「スイングのコツを教えてもらい、打球が飛ぶようになった」などと語り、充実した表情を浮かべていました。