育成ドラフトで8選手

2017.10.26

チーム

 育成ドラフト会議が26日夜、支配下選手のドラフト会議に続いて東京都内のホテルで開催されました。  巨人軍は、1位で盛岡大附高の比嘉賢伸内野手(17歳)を指名するなど、投手2人、捕手2人、内野手2人、外野手2人(高校生5人、大学生3人)の計8人の交渉権を獲得しました。  指名された8選手は、以下の通りです。 <育成1位> 比嘉賢伸(ひが・けんしん)内野手 右投左打 2000年1月12日生まれ、17歳 180センチ、82キロ 盛岡大附高(岩手県) ※甲子園で4番を打ち、結果も残してきた打撃が最大の魅力。バットの使い方がうまく、長打も期待できる。守備も年々、躍動感と安定感が出てきている。将来の内野のレギュラーとして期待。 <育成2位> 山上信吾(やまかみ・しんご)投手 右投右打 1999年9月21日生まれ、18歳 183センチ、75キロ 常磐高(群馬県) ※ダイナミックな投球フォームから威力のあるストレートが魅力のオーバースロー右腕。最速144キロの球速に加え、球威、球質が素晴らしい。 <育成3位> 笠井駿(かさい・しゅん)外野手、右投右打 1995年4月20日生まれ、22歳 180センチ、80キロ 国士舘高(東京都)―東北福祉大 ※肩と脚力は高いレベルにあり、守備力の高い外野手。ライトからのバックホーム送球の質が高く、守備範囲も含めて安定感がある。打撃はもう少し工夫が必要だが、スイングには力強さがあり、練習を重ねれば戦力になれる選手。 <育成4位> 田中優大(たなか・ゆうだい)投手、右投右打 1999年9月14日生まれ、18歳 183センチ、75キロ 羽黒高(山形県) ※柔らかい腕のしなりから球速表示以上に速く見える右サイド投手。変化球も腕がしっかりと振れて、リリースからミットまでの角度が良い。身体能力が高い。 <育成5位> 広畑塁(ひろはた・るい)捕手、右投左打 1995年6月17日生まれ、22歳 177センチ、72キロ 東海大五高(福岡)―立正大 ※体の線は細いがフットワークが良く、動ける捕手。地肩も平均以上で低く伸びる送球が出来る。送球、打撃ともくせはなく、力がつけば楽しみな捕手。 <育成6位> 小山翔平(こやま・しょうへい)捕手、右投右打 1996年3月25日生まれ、21歳 170センチ、70キロ 東山高(京都府)―関西大 ※新人テストを通過した選手。小柄ではあるが体に力があり、送球の力は強い。大学野球での経験値が浅く、伸びしろに期待の選手。 <育成7位> 折下光輝(おりした・こうき)内野手、右投右打 2000年2月14日生まれ、17歳 177センチ、86キロ 新野高(徳島県) ※高校通算35本塁打の打力が特長で、夏の県予選では投手だったが、内野手として評価している。三塁手、遊撃手で可能性を秘めている。 <育成8位> 荒井颯太(あらい・そうた)外野手、右投右打 1999年9月27日生まれ、18歳 190センチ、98キロ 関根学園高(新潟県) ※大きな体からの飛距離のある打撃が魅力。右の大砲として期待。