高橋由伸選手に監督就任を要請

2015.10.20

チーム

読売巨人軍の久保博社長は20日、都内のホテルで高橋由伸選手と会談し、来季の監督就任を要請しました。  約50分間の会談後、報道陣からの取材に応じた高橋選手は「驚いたというか、僕のところに来たんだなという気持ち。大変光栄な話だと思っている。少し時間をいただけるということなので、しっかり考えて、一日も早く答えを出したい」と緊張した表情で話しました。監督専任か、選手兼任監督かについて問われると「受けるということになれば、僕自身、兼任ということはないのかなと思う。とても両立は難しい」と答えていました。  久保社長は「チームの新陳代謝ということと、新しい風。打ち勝つチームを作らないといけない。検討の結果、高橋選手が最適であると判断した。81年の歴史ある球団を率いるのは、並大抵の覚悟では出来ないと思うが、高橋選手ならやってくれるだろうと期待している」と要請の理由を説明しました。そして長嶋茂雄・終身名誉監督が、「高橋君しかいない。自分は39歳で監督になった。高橋君は40歳。今のチームは若い監督が率いて大きな切り替えをする時期で、ファンのみなさんもそれを望んでいるのではないか。私が出来ることは何でもサポートします」と述べていたことを明かしました。

会談後、取材に応じる高橋由伸選手
「しっかり考えて、一日も早く答えを出したい」