プエルトリコのウインターリーグに4投手を派遣

2011.10.27

チーム

読売巨人軍は、プエルトリコで11月4日に開幕するウインターリーグに、朝井秀樹(27)、小野淳平(24)、笠原将生(20)、辻内崇伸(23)の4投手を派遣します。昨年は、小野、亀井義行ら6選手が豪州リーグに参加しましたが、巨人軍からプエルトリコのウインターリーグに派遣するのは今回が初めてになります。  4投手と河本育之二軍投手コーチらは29日に出発し、首都サンフアンに向かいます。4人は、プエルトリコ島北東部の都市カロリーナを本拠地とするカロリーナ・ジャイアンツ(Gigantes de Carolina)に所属して、リーグ戦を戦います。12月下旬に帰国予定です。  中南米のウインターリーグは、主に11月から2月にかけてプエルトリコやベネズエラ、ドミニカ共和国などで行われ、自国選手のほかにも大リーガーや大リーグを目指す選手、アジアなどの選手も参加します。プエルトリコでは4チームがリーグ戦、プレーオフを戦います。各国の優勝チームで「カリビアン・シリーズ」を行います。  朝井投手「大リーグの選手も出場するレベルの高いリーグと聞いていますが、そういう場で、すべての部分をレベルアップさせ、一皮も二皮もむけて成長して帰ってきたいと思います」  小野投手「11、12月に実戦の機会を与えられたことは自分にとって非常に大きいです。今年は一軍で登板機会をいただきながら結果を残すことができなかったので、反省点を実戦の中で、失敗を恐れずに試していきたいと思っています」  笠原投手「海外でプレーする機会があったら行きたいと思っていたので、うれしいのと、やってやろうという気持ちです。海外の選手を相手に、カットボールやツーシームなど変化の小さいボールを覚えて、自分の投球がどこまで通用するか試してみたいです」  辻内投手「自分では、最後のチャンスだという気持ちで頑張ってきます。現地のことはあまり知識はありませんが、何よりも、試合で結果を出す事が求められていると思いますので、そこにこだわっていきたいです」

朝井秀樹投手
小野淳平投手
笠原将生投手
辻内崇伸投手