宮崎キャンプで骨髄バンクドナー登録会

2024.2.4

社会貢献

 読売巨人軍の社会貢献活動「G handsプロジェクト」の一環で4日、「ひなたサンマリンスタジアム宮崎」前のボールパークG内特設ブースで、公益財団法人日本骨髄バンクによる「ドナー登録会」が行われました。  今回、日本骨髄バンクでは初めてとなる「スワブ検体によるオンライン登録のトライアル」が行われました。この方式は、従来の登録手続きよりも簡単なため、登録者の増加が期待されています。この日は、新たに10人がオンラインドナー登録を申し込みました。  球団は、ドナー登録をしていただいた方に、選手サイングッズなどの記念品のほか、「G handsオリジナルボンフィン」を贈りました。  サンマリンスタジアム前には、移植経験を持つ福山史子さんが福岡県から駆けつけ、集まった人にドナー登録の大切さを訴えました。  福山さんは「14年前に悪性リンパ腫と診断されました。難治性だったこともあり再発、再々発して肉体的にも精神的にも追い詰められました」といい、骨髄バンクを介してドナーが見つかった時は「まだ生きていいんだ、やっとスタートラインに立てると思いました」と振り返りました。そのうえで、「私はドナーさんがいたからこそ、今日この場に立てています。全国には移植を待っている患者さんがたくさんいます。ぜひ、ドナー登録へのご協力をお願いします」と呼びかけました。

ドナー登録を呼びかける福山さん(右から2人目)

 登録会は、那覇キャンプでも2月18日に実施する予定です。皆さまのご協力をお願いします。