松井秀喜臨時コーチが能登半島地震支援で募金活動

2024.2.10

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社会貢献

 読売巨人軍は今キャンプで「応援しよう!能登 G handsチャリティー活動」を展開しており、石川県出身の松井秀喜臨時コーチが10日、サンマリンスタジアム前の特設ステージでトークショーと能登半島地震被災者のための募金活動を行いました。トークショーには約1000人が集まり、募金には長蛇の列ができました。  この日からキャンプに合流した松井さんは、映画『ゴジラ』のテーマソングに合わせて特設ステージに登場。宮崎キャンプは6年ぶりといい、「太陽とおいしい食事で、宮崎には良い思い出しかありません」と振り返りました。今キャンプ指導初日となったこの日も、個々の選手に熱心にアドバイスした松井コーチ。「良い結果を出して一軍の枠に入れるように頑張ってほしい」とエールを送り、松井さんの現役時代と同じ背番号をつける秋広優人選手については、「あの体で、あのパワー。ポテンシャルは素晴らしいので、あとは自分でバッティングを作り上げて、どうしたら結果が出るかをつかんでほしい」と話しました。  能登半島地震については、「自分が生まれ育った石川県であのようなことが起きて、非常にショックですし、映像を見るたびに被害の大きさに心を痛めている」とした上で、「これから石川の人たちは前を向いて立ち上がっていくと思う。それを応援し、サポートしていきたい」と真剣な表情で語りました。  また、松井さんは、ジャイアンツ女子チームが2月17日に石川県七尾市を訪問し、地元の中学生女子チームや子供たちと交流する活動を予定していることに触れて、「前向きなイベントになるよう祈っています」と期待を寄せていました。  トークショー後に行われた募金活動では、会場を取り巻くように長い列ができました。松井さんは募金をした来場者一人ひとりと丁寧にハイタッチして、「皆さんの気持ちが石川に届くと思います」と感謝の気持ちを伝えていました。  東京都から家族と一緒にキャンプ見学に来た小学2年生の笹本蒼太君(8)は、「(松井さんは)大きくて、優しくて、ハイタッチできて嬉しかった」と笑顔。ジャイアンツアカデミーに通っているといい、「松井さんみたいにホームランをたくさん打てる選手になりたい」と目を輝かせていました。

トークイベントで身振り手振りを交えて話す松井さん

※キャンプ中の各種イベントは各軍の休養日には実施しません。また、各種ファンサービスイベントは、天候や練習内容などの事情により、予告なく変更・中止・追加となる場合があります。

G handsとは

 読売巨人軍は、2015年3月より「G hands」(ジーハンズ)と名付けた社会貢献プロジェクトを行っています。  本プロジェクトは、巨人軍の選手やスタッフばかりでなく、ファンの方々とも手を取り合い、様々な支援の輪を広げていくことを目的としています。  G handsは「ふれあい」をキーワードに、よりよい社会づくりに貢献できるよう、活動していきます。